金プラチナ短期相場観

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ユーロは天神底、プラチナは二番底をつけたか?

更新日:2012年8月7日(火)

7月下旬、天神祭の頃に相場は底をつけて反発に向かうという「天神底」というアノマリーがあります。
その天神祭は、祇園祭、神田祭と並ぶ日本三大祭の一つで、大阪天満宮の夏祭り。今年は7月の24日・25日に行われ、市内中心部、大川の天満橋~中の島付近では25日の本宮の日には船渡御、花火大会も行われ、多くの人で賑わい、ローカルですがテレビ中継も行われる大阪の一大イベントとなっています。

ちょうどその7月24日、ユーロは対ドルで2年ぶり安値を、対円では12年ぶりの安値を記録しました。その後欧州首脳発言や米雇用統計の好結果などの追い風で上昇に転じています。
プラチナも同じ日に今年の安値圏1,380ドル台をつけて緩やかに反発へ。ただしこちらは8月に入って安値圏の1,380ドル台を再度記録しています。純粋に天神底ではなくニ番底、厳密には6月末にも1,380ドル台をつけていますので三番底。
今後、上昇していけば、そういうことになりますが・・・

NY市場の金は続伸で堅調推移。1,560~1,630ドルのレンジでバイアスは上方向。
プラチナは1%弱の反落でまたも1,400ドル割れ寸前。1,380ドルのサポートラインが固まりつつあり、バイアスは上方向ながらも1,400ドル前後を行ったり来たりの不安定な動きが続きます。

国内、金価格は小幅続伸。サポートライン4,100円台、4,300円台半ばを伺う上昇基調。
上昇が続かないプラチナはまたも反落、上値抵抗3,720円付近、下値サポート3,630円。

ドル円も流れが好転し上昇余地の拡大か?というところで反落。78円半ばのレジスタンスもかなり強固。
大阪の花火

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2012年8月7日(火)時点の相場
国内金4,218 円 8/7(火) ▲2(0.05%)
国内プラチナ3,672 円 8/7(火) ▼20(0.54%)
NY金1,616.2 ドル 8/6(月) ▲6.9(0.43%)
NYプラチナ1,401.9 ドル 8/6(月) ▼12.5(0.88%)
ドル円78.24 円 8/6(月) ▼0.36(0.46%)

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