金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

円高とNY金の調整を終え、国内金・プラチナとも高値再トライ

更新日:2024年5月20日(月)

4月末に160円をつけたドル円は月末月初の為替介入を経て急速に円高局面が進行、5月3日に151円台の安値で折り返すとゆっくりと反発へ、そして再び155円台を回復。NY金も4月前半に2400ドル台半ばまで急騰して最高値更新後は調整局面へ、月末月初には2300ドル近辺で下げ渋り、5月3日の2280円台で底打ち反転後はゆるやかな上昇基調再開、そして再び最高値圏トライ。90日相関係数では過去最大の相関関係...

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1年ぶり高値圏、NYプラチナは中期三角保合い上抜けへ

更新日:2024年5月18日(土)

ジョンソン・マッセイ社が今月発表したプラチナ需給レポートによれば、今年のプラチナ需給見通しでは18.6トンの供給不足。2023年の16.1トンの供給不足に続き、2年連続の供給不足となり、その規模としては過去10年で最大となる見込み。
この状況も追い風となり、5月に入ってから急速に、やや一方的に買われ続けるNYプラチナは急騰。
足下では1000ドルの大台を超え、1年ぶり高値圏に到達するとともに、...

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輸入物価指数は4ヵ月続伸、16ヵ月ぶり高水準でインフレ下支え

更新日:2024年5月17日(金)

米4月の輸入物価指数は前月比+0.93%。市場予想の+0.3%を大幅に上回り、上方修正された3月の+0.57%も上回り、4ヵ月続伸。前月比としては2022年3月(2.95)以来、2年1ヵ月ぶりの高水準。
指数としては2022年12月以来、16ヵ月ぶりの高水準。
前年比でも+1.07%となり、3月の+0.43%から急加速、2ヵ月連続プラス圏となり、16ヵ月ぶりの高水準。
前年比では2023年6...

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今年初めて予想通りの鈍化、コアCPIは3年ぶり低水準に

更新日:2024年5月16日(木)

米労働省が発表した消費者物価指数は今年、初めてほぼ市場予想どおりの鈍化を示す結果に。総合指数の前月比では市場予想を下回る伸び率となったこともあり、リスク資産にとっては一安心、利下げ観測再燃となってドル安とともにNY金も下支え。
4月CPIは前年比+3.36%。市場予想の+3.4%にほぼ一致、前月からは-0.12%の反落で2ヵ月ぶりの低水準、直近7ヵ月では2番めの高水準。3%手前で下げ渋る状況は変...

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世界のプラチナ需給 2024年第1四半期

更新日:2024年5月15日(水)

WPIC(World Platinum Investment Council)発表のプラチナ需給レポートによれば、2024年第1四半期の世界のプラチナ総需要は62.0トン。前期比+1.8%、前年同期比では-6.3%となって3四半期ぶりの高水準。自動車触媒需要が堅調、投資需要は2四半期ぶり買い越し。
総供給量は50.5トンで前期比-12.0%、前年同期比では変わらず、3年3四半期ぶりの低水準。需給...

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