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2025年9月
格付け会社フィッチ・レーティングスは5日、ポーランドの格付け「A-」維持を確認、見通しを「安定的」から「ネガティブ」へ引き下げ。財政措置の実施をめぐる政治的課題の増大と、信頼性の高い財政再建戦略の欠如により、財政リスクが拡大。 ポーランドの国債格付け 6日(土)
米労働省が5日発表した8月雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想の前月比+7.5万人を下回る+2.2万人。7月の+7.3万人は+7.9万人へ上方改定、6月は+1.4万人から-1.3万人へ下方改定。失業率は市場予想どおり4.3％で前月から0.1％上昇、3年10ヵ月ぶり高水準。 米雇用統計の推移 5日(金)
米労働省が4日発表した8月30日までの週の新規失業保険申請件数は23.7万件。市場予想の23.0万件を上回り、前週から+0.8万件で10週ぶり高水準。4週移動平均は23.10万件で8週ぶり高水準。23日までの週の失業保険継続受給者数は194.0万人で5週ぶり低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 4日(木)
ADP社が4日発表した米8月雇用者数は市場予想の前月比+6.8万人を下回る+5.4万人で2ヵ月ぶり低水準。7月は+10.4万人から+10.6万人へ上方修正。6カ月平均は+6.22万人で4年10ヵ月ぶり低水準。 ADP雇用者数の推移 4日(木)
米サプライマネジメント協会（ISM）が2日発表した8月の製造業景況指数は48.7。市場予想の49.0を下回り、前月からは+0.7の反発で2ヵ月ぶり高水準。3ヵ月平均は48.57で2ヵ月ぶり高水準。 米ISM製造業景況指数の推移 2日(火)
日銀が2日発表した8月の資金供給残高（マネタリーベース、月中平均）は643.8兆円。前年同月比-4.08％。FRBは7月時点で5兆7403億ドルで前年比+1.54％。ソロスチャートは6月の112.71から7月は112.17へと小幅続落。 ソロスチャートと日米マネタリーベース 2日(火)
世界の主要国製造業PMI、8月もインド1強、ユーロ圏と中国も回復へ。
インドは前月から+0.2、3ヵ月続伸で17年半ぶり高水準。5年2ヵ月連続節目50超。継続的な需要改善が引き続き工場受注と生産の力強い増加を下支え、雇用創出も増加。
ユーロ圏は前月から+0.9、8ヵ月続伸で3年2ヵ月ぶり高水準で節目50超。新規受注の増加を受けて工場生産は約3年半ぶりの高水準。
中国は前月から+1.0で2ヵ月ぶり50を回復、5ヵ月ぶり高水準。新規受注の増加を背景に生産は拡大に転換。
ロシアは前月から+1.7、3ヵ月ぶりの反発で3ヵ月ぶり高水準も、3ヵ月連続50割れ。生産と新規受注は引き続き縮小も雇用回復を背景に企業景況感はやや改善。
ブラジルは前月から-0.5で6ヵ月続落、4ヵ月連続の節目50割れで2年2ヵ月ぶり低水準。需要減で工場受注は急減、生産、雇用、購買レベルに悪影響。
英国は前月から-1.0、5ヵ月ぶりの反落で3ヵ月ぶり低水準。11ヵ月連続50割れ。国内外の需要低迷で新規受注と新規輸出の落ち込みが拡大。 世界各国の製造業PMI 1日(月)
財新(Caixin)が1日発表した8月の中国製造業PMI（購買担当者景気指数）は50.5。市場予想の49.7上回り、前月から+1.0で2ヵ月ぶりに節目50超を回復し、5ヵ月ぶりの高水準。6カ月平均は50.05で2年3ヵ月ぶりの低水準。 Caixin(財新)中国製造業PMIの推移 1日(月)
2025年8月
中国国家統計局が31日発表した8月の製造業PMIは49.4。市場予想の49.5を下回り前月からは+0.1、2ヵ月ぶり高水準。5ヵ月連続の節目50割れ。6カ月平均は49.57で10ヵ月ぶり低水準。 中国製造業PMIの推移 31日(日)
2025年8月の金価格は月間平均で3420.6ドル。前月から+67.2ドルの反発、2ヵ月ぶりに過去最高値を更新。プラチナは1345.3ドル。前月比-73.4ドル、4ヵ月ぶりの反落で2ヵ月ぶりの安値。月間平均で金価格がプラチナを上回るのは10年8ヵ月連続。価格差は2075.3ドルで前月から+140.6ドル、3ヵ月ぶりの拡大で2ヵ月ぶり高水準。 海外金プラチナ価格の長期チャート 30日(土)