米ドル/インドルピー相場と金価格の推移チャート

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米ドル/インドルピー相場とNY金価格

米ドル/インドルピー相場とNY金価格の推移

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・USD/INR:単位=ルピー/ドル、1米ドルあたりのインドルピー(左軸)
・NY GOLD:単位=ドル/toz、1トロイオンスあたりの米ドル建て金価格(右軸)

NY金価格とインドルピー建て金価格

NY金価格とルピー建て金価格の推移

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・INR GOLD:単位=ルピー/g、1グラムあたりのインドルピー建て金価格 ※理論値(左軸)
・NY GOLD:単位=ドル/toz、1トロイオンスあたりの米ドル建て金価格(右軸)

2015年はゆっくりとドル高ルピー安が進行。12月11日には2013年9月3日(67.63)以来、2年3カ月ぶりルピー安水準となる1ドル=67.15ルピーへ。2016年は66ルピー台を中心に安定推移が継続。4月4日の66.14ルピーで年初来のルピー高。11月にはトランプ次期大統領誕生後のドル高進行で23日には68.78ルピーで過去最安値(68.79)となった2013年8月28日以来のルピー安水準に。12月2日時点では68.03ルピー。

世界の金消費大国インドでは年間約1,000トン(2011年)、世界の2割を占める需要があり、投資、宝飾需要などで大量の金を買い支える巨大市場となっています。 インド国内の金価格は、世界の金需要に大きく影響します。 インドの為替レート、ドル/インドルピーとNY金価格、ルピー建て金価格の推移から、その動向をチェックします。

2011年夏場、NY金価格が急上昇し、史上最高値を更新し続けた頃、上段チャートより、為替も1ドル=40ルピー台半ばから緩やかに上昇します(ルピー安へ)。 下段チャートより、この時期のインド国内金価格もNY金価格の上昇に合わせて急騰、さらにルピー安から急騰の流れが継続します。

2011年後半の為替、ドル/インドルピー相場は年末までほぼ同じ角度で上昇を続けます。この影響でインド国内金価格は、NY金価格と同じような上下動ながら、そのレンジが徐々に切り上がっています。 2011年11月頃には、NY金価格が最高値から150ドルも下がっているのに対してインドルルピー建て価格は夏場の高値を超えていました。 年末のNY金価格急落局面でも、インド国内価格はルピー安に支えられて下落は限定的でした。

2012年にはドル/インドルピーが年初の下落から上昇に転じ、5月以降は過去最高値圏(ルピー最安値圏)での推移が続き、9~10月にかけてやや下落、その後反転上昇。 2011年末から2012年にかけてのドル/インドルピーの推移とNY金価格の推移を見ると、逆相関の動きになっています。ドル/インドルピー上昇(ルピー安)でNY金は下落、ルピー高局面ではNY金は上昇。

NY金価格は2011年夏に1,900ドル付近、2012年11月には1,750ドル付近で約150ドル(7.9%)下落。 為替、ドル/インドルピーは1ドル=44ルピーから55ルピーまで11ルピー(25%)上昇。 インド国内の金価格は2,300ルピーから3,100ルピーまで800ルピー(34.8%)上昇。 インドルピー建て金価格の高騰は、インド国内での金消費の鈍化、世界の金消費の鈍化へ、そしてNY金価格の大きな上昇圧力減退へとつながります。

2012年11月後半にかけてインドルピーは対ドルで再び最安値圏(ドル高インドルピー安)となる1ドル=55インドルピー台後半まで急上昇、これに伴いインドルピー建て金価格もグラムあたり3,100ルピー台の過去最高値圏まで急上昇しましたが、月末には為替も金価格も急落しました。 2013年6月以降にインドルピー安が一段と進行し、2012年6月に記録した史上最安値水準を更新し続け、8月28日には68ルピー台へ。年後半にかけては、ルピー安も落ち着き始めました。

最終更新日:2016/12/3



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