金プラチナ短期相場観 2015年11月

金プラチナ短期相場観

地金不足に陥るプラチナ、まだ慌てる必要はない!?

更新日:2015年11月30日(月)

国内プラチナ価格の下落がとまらない状況となり、11月末時点の年初来騰落率は-29.4%に達しています。この下落率は、国内金価格の-8.7%を大きく上回り、NY原油の-21.7%も超え、NYプラチナの-30.8%に次ぐ水準で、急落した2013年NY金相場の年間下落率-28.3%を超えてます。

この影響で日本国内では、プラチナ現物への投資需要の高まりも過熱気味の様子で、地金不足の状態に陥っている...

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円安3年、ピークは8年

更新日:2015年11月28日(土)

1ドル=360円の固定相場制から変動相場制に移行した1971年以降の長期ドル円相場の流れには、おおまかに2つの規則性が見られます。
1つめは、円安トレンドは3年がめど。
(1)1973年3月の254円から1975年12月までのドル高円安トレンドは2年5カ月続きました。
以降、長期円安トレンドを形成したのは、
(2)1978年10月末の177円から1982年11月初旬の277円まで・・・4年...

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2015年-2016年プラチナ需給見通し

更新日:2015年11月27日(金)

今週、WPIC(World Platinum Investment Council)からプラチナ需給に関する四半期レポートが公開されています。2015年第3四半期には前期比で供給が小幅減、需要も小幅減。季節的要因により自動車需要は減少、日本の地金増、南アフリカのETF増により投資需要は大幅増。リサイクルの減少もあり、トータルバランスでは供給不足の状態が続いている状況。

通年ベースでの国別産出...

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2015年12月利上げ直前の物価動向=PCEデフレーター

更新日:2015年11月26日(木)

2006年5月以来、9年7カ月ぶりに利上げを決定する(可能性が極めて高い)2015年12月のFOMC直前時点で、FRBのデュアル・マンデート(使命)の一つ、「物価の安定」状況を見る為の重要な判断材料となる指標の最終版が発表されました。
米商務省が発表した10月の個人消費支出の物価動向を示すPCEデフレーターは前年比+0.2%、変動の大きい食品・エネルギー価格を除くコアPCEデフレーターは+1.3...

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相次ぐ非常事態宣言、地政学リスクは相場転換へのきっかけにも

更新日:2015年11月25日(水)

トルコ軍によるロシア軍機撃墜に伴う地政学リスクへの警戒感がやや高まる状況となっています。リスク回避の流れが急速に進むほどの状況には至らなかったものの、安全資産とされる円やスイスフラン、そして金もやや買われる展開となり、ドル高の調整局面にある新興国通貨のなかでは、ルーブルがやや売られ、トルコリラは0.9%の大幅安となっています。
シリア・アサド政権を支持するロシアと、クルド人勢力との対立問題を抱え...

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