金プラチナ短期相場観 2017年1月

金プラチナ短期相場観

保護主義への警戒感からトランプ相場停滞、コアPCEも停滞

更新日:2017年1月31日(火)

英国ではトランプ米大統領への公式訪英要請を撤回するよう求める請願の署名が100万人を超え、オバマ前米大統領もイスラム圏7カ国出身者を入国禁止とする大統領令に対して非難を表明しました。
トランプ新大統領が推進する保護主義政策、移民政策への反対運動や非難の声は世界中へと拡大し、この状況が市場に及ぼす影響への不透明感から、市場はリスクを警戒する動きが強まり、NYダウは2万ドル割れ、日米欧の主要株価指数...

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米消費マインドは13年ぶり高水準、市場マインドには警戒感

更新日:2017年1月30日(月)

先週末に発表された米1月のミシガン大消費者信頼感指数の確報値は98.5となり、速報値の98.1から上方改訂され、12月の98.2からも上昇。10月の87.2からは3カ月連続の上昇で2004年1月(103.8)以来、13年ぶりの高水準に達しています。3カ月平均でも96.8となり、12月の93.1からは急上昇。10月の89.4から3カ月続伸で2004年3月(98.0)以来12年10カ月ぶりの高水準。
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米GDPも耐久財受注も下振れ、経済指標軽視相場への影響は限定的

更新日:2017年1月28日(土)

米商務省が発表した10-12月期GDP速報値は、前期比年率で+1.9%となり、市場予想の+2.2%を下回り、7-9月期の+3.5%からも大きく減速しました。個人消費などの堅調が続くなか、大豆輸出の急減が影響した模様。
7-9月期には南米の大豆不作に伴い、米国の大豆輸出が大幅増となり、輸出全体を+10%へと押し上げていた状態からの反動で10-12月期の輸出は-4.2%と急失速したようです。ただし個...

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新築住宅販売件数は10カ月ぶりの水準へと失速も米株高は続く

更新日:2017年1月27日(金)

米商務省が発表した12月の新築住宅販売件数は、年率換算で53.6万件となり、市場予想の58.8万件を大きく下回り、3カ月連続増加で59.6万件となっていた11月からも急減。件数では2016年2月(52.5万件)以来10カ月ぶりの水準へと落ち込み、前月比では-10.37%となり、2015年3月(-10.75%)以来1年9カ月ぶりの大幅減となっています。

前日に全米不動産業者協会(リアルター協会...

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NYダウ2万ドル突破でNY金1200ドル割れ、金ETFは800トン割れ

更新日:2017年1月26日(木)

NYダウが初めて19,900ドルを超えたのが12月13日。そこから2万ドルトライに向けての攻防は延々と続き、年明け1月6日には19,999.63ドルまでの高値をつけて失速していました。そして約1カ月半に渡る攻防の末にあっさりと上抜けることになりました。トランプ大統領就任後の公約実行への動きもあり、減税や規制緩和、財政出動への期待値も一段と高まったことなどもNYダウの2万ドル超えを後押ししたようです...

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