欧州委員会が発表した8月のユーロ圏景況感指数は97.6。前月比-1.3で3ヵ月続落。2ヵ月連続で長期平均100を下回り、昨年2月(97.6)以来、1年半ぶりの低水準。 業種別では製造業が1.2となっ... 続きを読む
米商務省が発表しているPCEインフレデータのうち、その影響が需要サイド要因によるものなのか、それとも供給サイド要因によるものなのかを分析し、それぞれのインフレ率を算出したデータがサンフランシスコ連銀か... 続きを読む
パウエルFRB議長がタカ派スタンス継続を明確にアピール、痛みを伴おうとも目標2%達成に向けた取り組みを断固推進することを明言したことで、ドル高円安の流れが再開。その流れは週末を挟んでも変わらず、むしろ... 続きを読む
米7月PCEインフレの伸び率鈍化を受けてドル売りの流れとなった後、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演を受けてドルは買い戻され、一段高の兆しへ。 9月FOMCでの利上げ幅については「データ次第... 続きを読む
ドイツの8月IFO企業景況感指数は低調ながらも意外と下げ渋り? 景況感指数の88.5は2020年6月(85.5)以来、2年2ヵ月ぶり低水準。ただし、市場予想の86.8を上回って7月からはわずかに-0... 続きを読む
全米不動産業者協会(NAR)が発表した7月の中古住宅販売成約指数は、予想の前月比-2.6%に対して-1.0%。予想ほどは落ち込まなかったものの、指数としては2020年4月以来、2年3ヵ月ぶりの低水準と... 続きを読む
ユーロ圏総合PMIの8月速報値は49.2となって想定どおり2ヵ月連続の節目50割れ。市場予想の48.9程度を上回ったことから、むしろ想定ほど悪化しなかったことが想定外。対して米国ではサービス業PMIが... 続きを読む
週末のジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演に向けてタカ派発言を期待する向きが強まり、米10年債利回りは1ヵ月ぶりに3%台へと上昇、エネルギー問題など様々な逆風も抱えてユーロドルは20年ぶり安値水... 続きを読む
ロシアのウクライナ侵攻からちょうど半年が経過する今週、その24日はウクライナが31年前にソ連から独立した記念日でもあり、それが故に警戒感も強めるゼレンスキー大統領。その翌日から米ワイオミング州で開催さ... 続きを読む
日本の消費者物価指数、CPIは7月に前年比+2.6%。日銀の目標2%を4ヵ月連続で上回り、2014年10月(+2.9)以来、7年9ヵ月ぶりの高水準。 米国の消費者物価指数は2021年3月以降、1年5... 続きを読む
週初の8月NY連銀製造業景況指数が予想外に低調となっていたこともあり、この日のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も下振れを警戒するような値動きは徒労に終わり、結果は想定外の好結果。 8月のフィラデル... 続きを読む
米国の個人消費は好調持続、スタグフレーション懸念の緩和とりセッション懸念の先送りを牽引しているようです。 米商務省が発表した7月の小売売上高は前月比+-0%。市場予想の+0.1%を下回って横ばい推移... 続きを読む
7月のインフレ指標では伸び率鈍化が目立ち、インフレピークアウトへの思惑と大幅利上げ観測後退が進行中。 しかし、見方によっては異なる状況も確認できます。 クルーブランド連銀が公表している「メディアン... 続きを読む
8月のNY連銀製造業景況指数は予想外の急低下。市場予想の5.0程度を大きく下回る-31.3。2ヵ月ぶりのマイナス圏への落ち込みでコロナショック時の2020年5月(-48.5)以来、2年3ヵ月ぶりの低水... 続きを読む
米国の7月インフレ指標が軒並み低下し、インフレ圧力緩和とピークアウト観測が強まるとともに、ミシガン大消費者信頼感指数からは消費マインド低迷状態もいったん底打ちの兆しにも。これを受けてFRBの0.75%... 続きを読む
今週発表された米7月インフレ指標、CPI、PPI、輸入物価指数はいずれも前年比伸び率が鈍化。高騰が続いたインフレも加速基調はピークアウト。今後は減速ペースが注目されることに。 米労働省が発表した7月... 続きを読む
消費者物価CPIに続いて生産者物価PPIの伸びも7月は予想以上に鈍化したことで、高インフレは続くなかでもピークアウト感は鮮明に。 米労働省が発表した7月の生産者物価指数(PPI)は前年比+9.76%... 続きを読む
やや注目度が高まり過ぎた感もあった米7月CPI、予想以上の鈍化でドル安急進。 米労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比+8.52%。市場予想の+8.7%を下回り、40年7ヵ月ぶり高水... 続きを読む
今週発表された日本の6月貿易収支では赤字額が1兆円超え、8年4ヵ月ぶりの赤字幅となった5月の1兆9500億円からは縮小したものの、2ヵ月連続の1兆円超えで8ヵ月連続の貿易赤字となったことも円安要因の一... 続きを読む
NY連銀の7月消費者調査によれば、1年先のインフレ期待中央値は6.22%。過去最高更新が続いて6.78%まで上昇した6月からは0.56%の急低下。2月(6.00)以来、5ヵ月ぶりの低水準に。 3年先... 続きを読む