金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

2013年第2四半期の金需要

更新日:2013年8月16日(金)

ワールド・ゴールド・カウンシルから2013年第2四半期の金需要レポートが公表されています。
世界全体の総需要では856トンで、前年同期比12%減。
宝飾品需要では576トンで前年同期比37%増、なかでも中国が54%増、インドも51%増、中東33%増、トルコ38%増などが目立ちます。
インゴットバー、コイン投資需要が78%増で508トン。初めて500トンを超えたようです。ここでも中国の157%増、インドの116%と2大金消費大国の旺盛な金消費意欲は衰えを見せません。
大きく減少したのが金ETFで402トンの減少。
しかし、ETFの減少分をバー・コイン投資分が補って余りある状態。
短期筋の売却分を、長期投資目的の買いがカバーする形となっていることが、金相場の下支え要因の一つとなっているようです。

NY市場、金相場は2.06%の大幅続伸。6月中旬以来、約2ヶ月ぶりの水準に達し、7月23日の目標に3週間かけてようやく到達。1,350ドルラインと90日移動平均線の2つの壁をあっさりと突破。
新規失業保険申請件数の好結果には大きく売りで反応、1,310ドル台まで急落したものの、その後は徐々に持ち直し。フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったことなどには無反応も、日本時間深夜1時台に急速な買いが入り、1,330ドル台から1,360台へと急騰。
短期目標到達による一服感も予想されるのの、2つの壁を超えたこと、日足・一目の雲の上抜けで地合いは好転、買いが進んだ場合の上方向の節目は1,400ドルちょうど付近か。

プラチナも金に追随する流れで+1.8%の3日続伸。終値の1,530ドル台は4月以来4ヶ月ぶり。可能性はそれほど高くはないと見ていた1,550ドル台の目標も射程圏内に。ただし、金よりも買われ過ぎの過熱感が高まってきている状態。

ドル円は0.77%の続落。日本時間の政府閣僚による安倍首相の法人税率引き下げ検討指示の否定で急落、新規失業保険申請件数での労働市場改善で急騰、フィラデルフィア連銀製造業景気指数の弱含みで急落、その後、金の急騰後には一段のドル安へ。上へ下へと乱高下も結局97円台のレンジに収束。三角保ち合い継続でのブレイク待ち。
※参考:金プラチナ価格とドル円 NY市場8/15終値とチャート

国内、金価格は0.86%上昇で7日続伸。7日続伸は4月の急落直後の17日から26日までの8日続伸に次いで今年2番め。4,400円の大台回復で3週間ぶりの水準、4,480円の節目が抵抗線となるか、あっさりと上抜けるか?急落後の反発続伸となっている為に過熱感も平常圏、続伸は途切れても上昇圧力の高い状態がもう少し続きそうな状況。
週間ベースでは+175円(+4.11%)と大幅反発。

プラチナもわずか0.04%上昇ながら7日続伸。年初の1月9日から18日までの7日続伸と並ぶ今年最長。4,950円の上昇目標達成直後の小動き。5月末から6月上旬の揉み合い形成時の水準に達したことで、当時のレンジ上限5,010円付近が今回も上値抵抗となる可能性も。次のターゲット5,070円は、そう簡単ではないかも。
この1週間で+126円(+2.6%)、2週続伸。
※参考:金プラチナ国内価格8/16とチャート

2013年8月16日(金)時点の相場
国内金4,435 円 8/16(金) ▲38(0.86%)
国内プラチナ4,972 円 8/16(金) ▲2(0.04%)
NY金1,360.9 ドル 8/15(木) ▲27.5(2.06%)
NYプラチナ1,532.3 ドル 8/15(木) ▲27.1(1.80%)
ドル円97.36 円 8/15(木) ▼0.76(0.77%)

8/15(木)のその他主要マーケット指標

夏場の上昇率1位を快走するプラチナを猛追する金 8/17(土)

2013年第2四半期の金需要 8/16(金)

NY金相場に2つの壁 8/15(木)

続くインドの金輸入関税引き上げ 8/14(水)

灼熱のお盆休みは株安円高一服 8/13(火)


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