金プラチナ短期相場観 2015年8月

金プラチナ短期相場観

月末安値は下落トレンド終了サイン、国内金価格に底入れの兆し

更新日:2015年8月31日(月)

国内金価格の8月高値は4900円、安値は年初来安値となった4632円、終値は4724円。前月末比+71円(1.53%)となり、3カ月ぶりの反発。
最近の国内金価格の推移の特徴として、下落トレンド中に月末安値をつけると、なぜか翌月からは反発に転じる確率が非常に高くなっています。
2カ月間で400円ほど水準を切り下げる下落トレンドが続いた先月末、7月28日に月間安値4649円をつけると、8月4日に...

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インフレ低下でも売られないドル、ドル高でも売られない金

更新日:2015年8月29日(土)

米商務省が発表した7月の個人消費支出の物価動向を示すPCEデフレーターは低調が続いています。変動の大きい食品・エネルギー価格を除くコアPCEデフレーターの前年比では、予想を下回り、6月の+1.3%から+1.2%へと鈍化しました。6月のFOMCで示されたコアPCEインフレ率の2015年末見通し1.3-1.4%の下限を割り込む結果となっています。
過去数年分の修正が入ったこともあり、2011年3月以...

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大荒れの1週間を経て反転し始めたリスク資産とプラチナ、金も?

更新日:2015年8月28日(金)

中国リスクへの警戒感の高まりとともに大荒れとなったこの1週間の金融市場。
NYダウの今年の前日比騰落率は絶対値で0.69%、平均121ドルの上下動。平均の3倍以上となる2%超の値動きとなったのは今年ここまで合計5日のみ。358ドル、2.06%下落した8月20日以降にその全ての日が集中しています。21日と24日には500ドル超、3%超の下落となり、26日には平均の5倍となる600ドル超、3.95%...

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200日移動平均線をめぐる攻防で見る温度差

更新日:2015年8月27日(木)

約2週間ほど前、8月11日には1ドル=125円台に達し、高値トライへ向かうかとも思われていたドル円相場は、長期トレンドの目安となる200日移動平均線からの上方乖離率は4.0%に達していました。しかし、その後訪れた世界同時株安の流れに巻き込まれて急落。21日時点で+1.2%あった200日移動平均線乖離率は週明けの24日、NYダウが1000ドル超のフラッシュ・クラッシュとなった日には-1.9%へと下方...

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中国VS米国の構図で振り回され続けるマーケット

更新日:2015年8月26日(水)

最近の金融市場混乱の原因は、米国の9月利上げ観測。中国人民銀行の見方はそういうことなのだそうです。
昨日、上海総合指数が前日比8.49%安で取引終了後、中国人民銀行は政策金利を0.25%引き下げ、預金準備率を0.5%引き下げる緩和策を発表しました。
この発表を受けて、欧州株は大幅反発し、日経平均時間外も反発し、為替もドル高円安へと反発基調を強め、その後オープンしたNY市場でも米株は堅調推移での...

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