金プラチナ短期相場観 2015年9月

金プラチナ短期相場観

金とプラチナの相関関係低下後には同時上昇トレンドがやってくる

更新日:2015年9月30日(水)

9月29日時点でのNY金相場とプラチナ相場の30日間相関係数は0.26219。9月18日以降0.70を割り込み、急落状態となっています。
通常、NY金相場とNYプラチナ相場は強い相関関係にあり、非常に似通った推移となりますが、時折り相関関係が崩れる場面も見られます。今回は、9月半ばからの金相場上昇に対し、プラチナが急落局面を迎え全く逆方向への動きとなった結果、相関係数が急落しました。

過去...

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スイスの資源大手グレンコアの破綻懸念リスク?に戦々恐々

更新日:2015年9月29日(火)

世界最大の商品取引商社で多国籍企業のグレンコアは、売上ではネスレを上回るスイス最大の企業。資源価格の下落が続いていることで、グレンコアの株価下落もとまらない状況となっているようです。
28日のロンドン市場では過去最大の下落幅となる29.4%の下落となり、同社の時価総額は今月に入って140億ドル余りが吹き飛んだ計算とのこと。
債務負担は増加の一途で、債務圧縮とバランスシート改善は追いつかず、経営...

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長期サポート水準で反発し始めた金、下抜けてしまったプラチナ

更新日:2015年9月28日(月)

国内金価格は、過去3年間の値幅3978円から5298円までの中間点4638円付近がサポート水準となり、反発し始めた状態です。

この3年間、NY金は下落基調、為替は円安基調が続き、いずれもそろそろ転換点を迎えるのではないか?との見方も出始めています。
そんななかで、国内金価格にとっての4600円台の水準は、2013年後半から2014年後半までは長期抵抗水準となり、今年にかけては逆にサポート水...

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ちらつき始めたシャットダウンリスク、FRB政策判断遅延要因にも

更新日:2015年9月26日(土)

10月1日に新会計年度入りする米国では、恒例となった予算案を巡る議会紛糾。年内利上げ観測再燃による株高ドル高の流れが急失速した要因の一つとして、ベイナー下院議長の突然の辞職表明も挙げられています。債務上限引き上げ、暫定予算案協議物別れとの思惑から政府機関閉鎖、シャットダウンリスクへの警戒感が急浮上したことによります。
もし、政府機関がシャットダウン(閉鎖)となれば、当然のことながら政府関連機関か...

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不透明感続く金融市場、脱水状態のマーケットを救うイエレン議長

更新日:2015年9月25日(金)

VWショックの余波は続き、ディーゼル車の排ガス不正操作は米国だけではなく欧州でも行われている?BMWにもその疑いあり?様々な疑惑が伝えられ、ドイツ政府はVW以外も検査実施へ。VWの不正が表面化する前から弱かったドイツ株は8月以降で17.6%の下落率となり、遂に年初来安値を更新して昨年12月以来の安値水準へ。当然のように連休明けの日経平均も2.76%の大幅安となって夜間にかけても下げ止まらず。NY市...

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