金プラチナ短期相場観 2016年11月

金プラチナ短期相場観

2016年、中国のプラチナ宝飾品需要は3年連続大幅減

更新日:2016年11月30日(水)

Johnson Matthey社のプラチナ需給レポート11月版によれば、2016年の世界全体のプラチナ需要は259.1トンとなり、前年比+1.1トンの小幅増が見込まれています。しかし、5月時点での見通しからは-10.8トンの大幅下方修正となっています。

この要因としては、全体の3割を占める宝飾品需要が2015年の88トンから、2016年には80トンへと大幅減少していることが挙げられます。さら...

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OPEC総会を前にダラス連銀製造業活動指数も2年ぶりプラス圏へ

更新日:2016年11月29日(火)

OPEC総会を30日に控え、減産合意を織り込む形で市場は楽観視。原油価格の上昇でインフレ支援への思惑も、ここまでのトランプラリーの支援材料の一つとなってきました。
同様に、米国内では石油製品などエネルギー産業の割合が高く、原油価格動向の影響を最も受けやすいダラス連銀管轄地区の景況感も大幅回復しています。
11月のダラス連銀製造業活動指数は+10.2。市場予想の+2.0を大きく上回り、2014年...

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米10年債利回り2.35%でドル高失速、NY金は1170ドルで反発

更新日:2016年11月28日(月)

米10年債利回りは先週末時点で2.35%まで上昇し、ジェフリー・ガントラックが年内上限とした水準に早くも到達しています。これにより、日米金利差急拡大の流れも失速、行き過ぎたドル高の流れも巻き戻しが加速、今朝の東京市場での為替は1ドル=111円50銭台まで反落しています。
同様に、極端な売られ過ぎ状態が続いていたNY金相場も先週末に1170ドルの安値をつけて反発へと向かい始めています。米10年債利...

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2016年のドル円は極端な売られ過ぎから異常な買われ過ぎへ

更新日:2016年11月26日(土)

相場の過熱感を示すオシレータ系指標であるRSI(Relative Strength Index:相対力指数)は、通常14日間の値動き(上昇幅合計+下落幅合計)のうち上昇値幅が占める割合を示し、一般的には70%以上なら買われ過ぎ、30%以下なら売られ過ぎの判断目安とされます。
過去12年遡ってドル円RSIの極端な数値をピックアップしてみます。

<買われ過ぎベスト5>
1)2011年4月6日...

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世界金融危機以来の激動の年となってきた2016年為替市場

更新日:2016年11月25日(金)

11月のドル円相場は、24日終値時点で前月末比+8.47円、8.08%の上昇率となっています。

2005年以降の月間騰落率、暫定順位のトップ3は、
1位:2009年2月:+8.58%(+7.71円、88.91→97.62円)
2位:2016年11月:+8.08%(+8.47円、108.81→113.29円)※24日時点
3位:2009年12月:+7.81%(+6.74円、86.31→9...

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