・日本銀行は18日の金融政策決定会合後に公表した経済・物価情勢の展望で、2022年度の消費者物価(生鮮食品を除くコアCPI)見通しを従来の0.9%から1.1%上昇へ上方修正。
・政府は7日、新型コロナウイルス感染が急拡大する沖縄、山口、広島の3県に9日から「まん延防止等重点措置」適用を決定。21日から東京など13都県へも拡大適用、25日にはさらに18道府県を追加。合計34都道府県、全国の7割強に拡大。
・萩生田光一経済産業相は25日、ガソリンなどの燃油価格の高騰を抑える価格抑制策を初めて発動すると発表。
・国内金現物価格は21日、1グラムあたり7686円となって1年半ぶりに過去最高値を更新。月末には7700円超え。
3月 金:8,107円 プラチナ:4,321円・財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、2022年1月の経常収支は1兆1887億円の赤字。月次収支の赤字額が1兆円超となるのは14年1月以来8年ぶり。世界的な原油高で燃料輸入が膨らみ、過去最大の赤字幅に迫る規模に。
・28日の外国為替市場でおよそ6年7カ月ぶりのドル高円安となる1ドル=125円台に。日銀の「指し値オペ」発表でドル買い円売りが加速。
・28日の東京外為市場で円安が加速、2002年4月以来20年ぶりに1ドル=131円まで上昇。日銀が金融政策決定会合で金融緩和の据え置きを決定し、利上げに向かう米国との金融政策の方向性の違いが改めて意識された。
5月 金:8,354円 プラチナ:4,281円・総務省が20日発表した4月の全国消費者物価指数は、前年同月比2.1%上昇。上昇率が2%を超えたのは消費税増税の影響で2.2%上昇した2015年3月以来7年1ヵ月ぶり。増税の影響を除けば2008年9月(2.3%)以来、13年7ヵ月ぶり。原料を輸入に頼る食品やエネルギーなど生活必需品の値上がりが顕著で、円安がさらに価格を押し上げた。
過去の注目トピックスと月間平均:国内編