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「ブラックフライデー」
米国では、11月の第4木曜日がサンクス・ギビンゲデー(感謝祭)の祝日、その翌日の金曜日をブラックフライデーと呼びます。
米国内の小売店では、この日から一斉にセールが始まり、それまで赤字だった小売店も黒字に転換する日、という願いも込められてブラックフライデーと呼ばれるようになったようです。
クリスマス商戦開始の日として、米国の小売業では1年で最も重要な日となります。
最近では、23日に日付が変わった瞬間に店舗をオープンする店も増えつつあるようですが、競争激化から、前日にフライングしてセールを開始する店もで始めているのだそうです。ブラック・サーズデーでに変わりつつあるようです。
世界のGDPの4分の1を占める米国経済、その7割が個人消費。年間売上高の3分の1以上を年末商戦で稼ぎ出すとも言われる米国の小売企業。
0.25*0.7*0.33=0.058・・・
世界のGDPの約5.8%を目指し、年末までにどれだけ稼ぎ出せるか、勝負の期間がスタートする日となります。
最終更新:2012年11月23日
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