金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

米主要地区連銀、5月の非製造業景況指数は下げ渋り

更新日:2025年5月21日(水)

5月のフィラデルフィア連銀非製造業景況指数は-41.9。2020年6月以降、コロナ後で最低となった4月の-42.7からは小反発。5年間では2番めの低水準ながら、下げ渋りの兆しに。
売上収益や受注残はマイナス圏推移で低調ながら4月からは反発し、支払価格指数も2年2ヵ月ぶり高水準となった4月からは急低下でインフレ懸念も緩和。
フルタイム雇用者数も1年4ヵ月ぶり高水準へと急上昇。
期待指数はコロナ...

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世界のプラチナ需給 2025年第1四半期

更新日:2025年5月20日(火)

WPIC(World Platinum Investment Council)発表のプラチナ需給レポートによれば、2025年第1四半期の世界のプラチナ総需要は70.7トン。前期比+1.8%、前年比+10.4%で3四半期ぶりの高水準。宝飾品と投資需要が堅調。
総供給量は45.3トンで前期比-25.2%、前年比-9.6%で4年3四半期ぶりの低水準。需給バランスは25.4トンの供給不足。供給不足は2四...

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米国の格下げでドル売り、NY金急騰で国内金価格は下げ渋り

更新日:2025年5月19日(月)

2011年8月にはS&Pが米国の格付けを「AAA」から「AA+」へと格下げ。格付け主要3社全てが最上級としていた米国の格付けが初めて崩れたこの時には市場は混乱。株価は急落し、NY金は買われて史上初めて1700ドル超、1800ドル台へと急騰。その12年後、2023年8月にはフィッチも米国の格付けを「AAA」から「AA+」へと引き下げ。2023年11月にはムーディーズも最上級の「Aaa」こそ維持したも...

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ミシガン大消費者心理悪化とインフレ懸念は5月も止まらず

更新日:2025年5月17日(土)

ミシガン大消費者信頼感指数は5月速報で50.8。市場予想の53.4を下回り、4月からは-1.4ポイント。低下ペースこそ減速したものの、5カ月続落で2022年6月(50.0)以来、2年11カ月ぶりの低水準。
12月の74.0からは-23.2ポイント、30%超の急低下でようやく下げ渋りの兆しのようにも。
なお、無党派層の心理はわずかに上昇、共和党支持者の低下が指数を押し下げた模様。
現況指数は5...

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米指標は強弱混在、インフレ低下も関税リスク警戒感は高止まり

更新日:2025年5月16日(金)

4月のハードデータと5月のソフトデータがまとめて発表され、サプライズはなく、強弱混在。
4月の小売売上高は前月比+0.1%で横ばい予想を上回る小幅増、自動車を除く数値では予想を下回るも+0.1%で小幅増。いずれも3月分が上方改定されたことを考慮すれば堅調を維持。
4月の生産者物価指数PPIは総合が前年比+2.38%で市場予想をわずかに下回るもコアPPIは+3.05%で予想どおり。
ただ、いず...

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