金プラチナ短期相場観 2016年7月

金プラチナ短期相場観

日銀で円高、米GDPでドル安、ドル建て金価格は上値トライ再開

更新日:2016年7月30日(土)

12時半を過ぎても日銀からの政策発表がなかったことで、日銀サイトはアクセス不能状態、市場も乱高下の「さわるな危険」状態の実質アクセス不能状態に。
次第に思惑買いが優勢となるなか「日銀追加緩和決定」報道に瞬間的にドル円は105円50銭台まで急騰。
しかし、発表された追加緩和はETF増加ペースを年6兆円へとほぼ倍増、の株価対策のみ。
3次元緩和も予想された状況に対して、量と金利は現状維持。英・欧...

続きを読む


ジャクソンホールも管轄地区、カンザスシティ連銀製造業活動指数

更新日:2016年7月29日(金)

ワイオミング州ジャクソンホールで毎年8月後半に開催される年次経済政策シンポジウム、いわゆる通称「ジャクソンホール」に今年はイエレンFRB議長の出席が予定され、26日には講演予定も組まれています。そのジャクソンホールのあるワイオミング州を管轄地区に含み、「ジャクソンホール」を主催するカンザスシティ連銀の製造業活動指数の7月分が発表されています。

結果はあまり芳しくなかったようです。総合指数は6...

続きを読む


28兆円への期待と現状維持で金急騰、プラチナは暴騰

更新日:2016年7月28日(木)

日銀の追加緩和と28兆円とされる政府の経済対策への期待感からの円安と、米FOMCで年内利上げも示唆されなかったことによるNY金の急騰によって、国内金価格は急騰しました。
これに連れて急騰したプラチナは金を上回る暴騰となり、金とプラチナとの価格差が急縮小しています。

NY金とプラチナとの価格差は198.5ドルまで縮小。200ドル以下となるのは1月5日(188.4)以来、ほぼ7カ月ぶり。
国...

続きを読む


7月の米各地区連銀の製造業PMIは好不況の分かれ目0付近に収束

更新日:2016年7月27日(水)

リッチモンド連銀の7月製造業指数は事前予想の-5.0程度を大幅に上回る+10.0となり、6月の-9.6(-7.0から下方修正)から急反発。4月の+10.4以来3カ月ぶりの高水準となっています。
2015年以降、好不況の分かれ目となる0をはさんで大きく上下動する荒っぽい展開となってはいますが、6カ月平均で見ると今年2月の-0.1を除くと2013年7月以降3年間プラス圏を維持し、7月時点で+4.1と...

続きを読む


ビッグマック指数が示す日本のデフレと行き過ぎた円高

更新日:2016年7月26日(火)

エコノミスト誌が発表した2016年7月のビッグマック指数によると、米国での平均ビッグマック価格は今年1月の4.93ドルから7月には5.04ドルへと上昇しています。1年前の4.79ドルと比較すると、上昇率は5.2%。1月時点では前年比+2.9%と、ビッグマック価格だけを見れば米国の物価動向はインフレ目標2%をクリアしています。
それに対し、円ベースでの日本のビッグマック価格は2014年7月以降37...

続きを読む



短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ