マーケット・トピックスとサイト更新履歴
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2021年2月
ジョンソン・マッセイ社の2021年2月のレポートによれば、2020年の世界のプラチナ鉱山産出量は152.0トンとなって10年間で最低。2019年の189.0トンからは-37.0トン(-19.6%)の大幅減、10年間で最大の落ち込み。総需要は215.2トンとなり、2019年の263.1トンからは-47.9トン(-18.2%)の大幅減、2011年以降では最少。リサイクルの13.7トンを含めた需給バランスは-12.1トンで2年連続の供給不足。コロナウイルス感染拡大を受けて供給サイドも需要面でも大幅縮小。 世界のプラチナ需要と供給量2020年 15日(月)
米格付け会社ムーディーズは12日、リトアニアの格付けを「A3」から「A2」に1段階引き上げ。見通しは「安定的」。構造改革などによるパンデミックショックからの回復力強化、中期成長見通しなどを反映。 リトアニアの国債格付け 13日(土)
米労働省が11日発表した6日までの週の新規失業保険申請件数は79.3万件。市場予想の76万件を上回るも上方修正された前週からは、1.9万人の減少で5週ぶりの低水準。4週移動平均は5週ぶりの低下で82.30万件、5週ぶりの低水準。1月30日までの週の失業保険継続受給者数は454.5万人となり、3月21日までの週(305.9)以来、10ヵ月ぶりの低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 11日(木)
2020年の金の鉱山産出量は世界全体で3200トン。過去最大となった2018-2019年からは-100トン。2008年以来12年ぶりの減少。国別では14年連続シェア1位の中国は380トンで横ばい推移。11年連連続2位の豪州(320トン)は前年から5トン減、8年ぶりの減少。8年連続3位のロシア(300トン)も5トン減、4位米国(190トン)は10トン減。5位カナダ(170トン)も5トン減。6位には2トン減のガーナ(140トン)が浮上。入れ替わりで7位インドネシア(130トン)は9トン減。以下、ペルー、カザフスタン、メキシコ、南アフリカ。13位に入ったスーダンと1位の中国の横ばい推移を除いて上位15カ国全てで減産。 世界の金産出量の国別シェアと年間合計の推移 9日(火)
2020年12月末時点で世界全体の中央銀行金保有量は前月比+5.8トン。ウズベキスタン、UAE、インド、セルビア、カザフスタン、カンボジアなどで増加、フィリピン、トルコ、モンゴルでは減少。 世界の中央銀行金保有量ランキング100 6日(土)
米労働省が5日発表した1月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想の前月比+10万人を大幅に下回る+4.9万人。12月は-14.0万人から-22.7万人へ、11月は+33.6万人から+26.4万人へといずれも大幅下方修正。失業率は市場予想の6.7%を大きく下回る6.3%。 米雇用統計の推移 5日(金)
米労働省が4日発表した1月30日までの週の新規失業保険申請件数は77.9万件。市場予想の83万件を大幅に下回り、9週ぶりの低水準。4週移動平均は84.83万件となり、4週ぶりに低下。23日までの週の失業保険継続受給者数は459.2万人となり、3月21日までの週(305.9)以来、10ヵ月ぶりの低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 4日(木)
ADP社が3日発表した米1月雇用者数は市場予想の前月比+5.0万人を大幅に上回る+17.4万人となり、2ヵ月ぶりの伸び。12月の-12.3万人は-7.8万人へ上方修正、11月の+30.4万人は+29.9万人へと下方修正。6カ月平均は+34.00万人で3ヵ月連続の減速。 ADP雇用者数の推移 3日(水)
日銀が2日発表した1月の資金供給残高(マネタリーベース、月中平均)は611.4兆円。前年同月比+18.92%。FRBは12月時点で5兆2066億ドルで前年比+51.95%。ソロスチャートは11月の118.38から12月は116.50へと続落。 ソロスチャートと日米マネタリーベース 2日(火)
米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した1月の製造業景況指数は58.7。市場予想の60.0を下回り、2ヵ月ぶりの低水準。3カ月平均でも58.90となり、2ヵ月ぶり低水準。 米ISM製造業景況指数の推移 2日(火)
製造業PMIは回復基調で2021年スタートも印ロ以外は失速。 インドは6ヵ月連続50超で3ヵ月ぶり高水準。総売上と新規輸出受注の急増で生産ペースも3ヵ月ぶり高水準。 ブラジルは8ヵ月連続50超も3ヵ月続落で7ヵ月ぶり低水準。新規受注の伸びも7ヵ月ぶり低水準。 ユーロ圏は7ヵ月連続50超、2年半で2番めの高水準。新規受注と生産の著しい増加は持続。 英国は8ヵ月連続50超も3ヵ月ぶり低水準。BREXIT移行期間終了によるサプライチェーンの混乱やコロナ規制などによる輸送遅延により生産の伸びも鈍化。 中国は9ヵ月連続50超も7ヵ月ぶり低水準。国内外でのコロナ感染再拡大が懸念される状況となり、新規輸出受注は半年ぶりに減少。 ロシアは5ヵ月ぶり50超。生産と新規受注はわずかに増加、1年半ぶりに雇用は増加。 世界各国の製造業PMI 1日(月)
財新(Caixin)が1日発表した1月の中国製造業PMI(購買担当者景気指数)は51.5。市場予想の52.6を下回り、10年ぶり高水準となった11月から続落で急低下、7ヵ月ぶり低水準。6カ月平均は53.18となり7ヵ月ぶりに低下。 Caixin(財新)中国製造業PMIの推移 1日(月)
2021年1月
中国国家統計局が31日発表した1月の製造業PMIは51.3。市場予想の51.6を下回り、続落で5ヵ月ぶりの低水準。6カ月平均は51.53となり、3年ぶりの高水準。 中国製造業PMIの推移 31日(日)
2021年1月の金価格は月間平均で1866.4ドル。前月比+3.5ドルで5ヵ月ぶりの上昇で2ヵ月ぶりの高値。プラチナは1096.2ドル。前月比+59.8ドルで3ヵ月続伸、2016年8月(1124.4)以来4年5ヵ月ぶりの高値水準。月間平均で金価格がプラチナを上回る状態は6年1ヵ月連続。価格差は770.2ドルで3ヵ月連続の縮小、2月以来11ヵ月ぶりの低水準。 海外金プラチナ価格の長期チャート 30日(土)
2021年1月の平均購入単価は6903円。前月比+47円で5ヵ月ぶりに上昇、2ヵ月ぶりの高値。月間購入重量は12月の1.4590gから1.4491gへと減少し、2ヵ月ぶり低水準。 純金積立~平均購入単価と購入重量の実績推移 29日(金)
米労働省が28日発表した23日までの週の新規失業保険申請件数は84.7万件。市場予想の87.5万件を下回り、3週間ぶりの低水準。4週移動平均は86.80万件となり、4ヵ月ぶりの高水準。16日までの週の失業保険継続受給者数は477.1万人となり、3月21日までの週以来、10ヵ月ぶりの低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 28日(木)
ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2020年世界全体の金需要は3759.6トン。2019年の4386.4トンからは-626.7.3トン(-14.3%)となり、2009年(3674トン)以来11年ぶりの低水準。新型コロナウイルスのパンデミックによる影響は広範囲に及び、消費需要を押し下げて供給面でもマイナス要因に。 世界の金需要・年間推移 28日(木)
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日発表した11月のケース・シラー住宅価格指数は238.48。10ヵ月続伸で過去最高を更新。前年同月比では+9.08%。市場予想の+8.65%を上回り、6年半ぶりの高水準。 米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数の推移 26日(火)
ドイツのIFO経済研究所が25日発表した1月の企業景況感指数は90.1。市場予想の91.4を下回り、前月からは2.1ポイント低下して半年ぶり低水準。6カ月平均は91.90となり、10ヵ月ぶり高水準。 ドイツ・IFO企業景況感指数の推移 25日(月)
米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは22日、スロバキアの格付け「A+」維持を確認、見通しを「ネガティブ」から「安定的」へ引き上げ。景気回復見通しを反映。 スロバキアの国債格付け 23日(土)
米労働省が21日発表した16日までの週の新規失業保険申請件数は90.0万件。市場予想の91万件を下回り、前週からは2.6万件の減少。4週移動平均は84.80万件となり、16週ぶりの高水準。9日までの週の失業保険継続受給者数は505.4万人となり、3月21日までの週以来、9ヵ月半ぶりの低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 21日(木)
ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が19日発表した1月のドイツ景況感指数(期待指数)は+61.8。市場予想の+59.4を上回り、12月からは6.8ポイント上昇して4ヵ月ぶり高水準。6ヵ月平均は60.13となり、2ヵ月ぶりの高水準。 ドイツ・ZEW景況感指数の推移 19日(火)
米労働省が14日発表した9日までの週の新規失業保険申請件数は96.5万件。市場予想の78.9万件を大幅に上回り、4ヵ月半ぶりの高水準。4週移動平均は83.43万件となり、2週ぶりの高水準。2日までの週の失業保険継続受給者数は527.1万人となり、3週ぶりの高水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 14日(木)
2020年11月末時点で世界全体の中央銀行金保有量は前月比+19.8トン。ウズベキスタン、カタール、カザフスタン、インド、ウクライナなどで増加、減少はトルコ、モンゴル、ブルネイなど。 世界の中央銀行金保有量ランキング100 12日(火)
米労働省が8日発表した12月の雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想の前月比+5万人を大幅に下回る-14万人。11月の+24.5万人は+33.6万人へ、10月の+61万人は+65.4万人へといずれも上方修正。失業率は市場予想の6.8%を下回る6.7%。 米雇用統計の推移 8日(金)
米労働省が7日発表した2日までの週の新規失業保険申請件数は78.7万件。市場予想の80万件を下回り、5週ぶりの低水準。4週移動平均は81.88万件となり、3週ぶりの低水準。12月26日までの週の失業保険継続受給者数は507.2万人となり、9ヵ月ぶりの低水準。 米失業率と新規失業保険申請件数の推移 7日(木)
ADP社が6日発表した米12月雇用者数は市場予想の前月比+7.5万人を大幅に下回る-12.3万人、4月以来のマイナス。11月は+30.7万人から+30.4万人へ下方修正、10月は+40.4万人から+40.9万人へと上方修正。6カ月平均は+34.03万人で2ヵ月連続の急減速。 ADP雇用者数の推移 6日(水)
米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した12月の製造業景況指数は60.7。市場予想の56.8を上回り、2年4ヵ月ぶりの高水準。3カ月平均では59.17となり、2年2ヵ月ぶりの高水準。 米ISM製造業景況指数の推移 6日(水)
日銀が5日発表した12月の資金供給残高(マネタリーベース、月中平均)は606.5兆円。前年同月比+18.29%。FRBは11月時点で5兆931億ドルで前年比+53.61%。ソロスチャートは10月の122.28から11月は118.38へと反落。 ソロスチャートと日米マネタリーベース 5日(火)
12月製造業PMI、拡大基調は減速傾向で二極化は縮小。 ブラジルは7ヵ月連続50超も続落で5ヵ月ぶり低水準。新規受注大幅増で生産は大幅拡大も伸びは鈍化。 英国は7ヵ月連続50超で3年1ヵ月ぶり高水準。BREXIT移行期間終了に向けた備蓄と世界経済の回復により新規受注と生産増が継続。 インドは5ヵ月連続50超。生産の伸びは4ヵ月ぶり低水準も堅調、工場受注は5ヵ月連続増。雇用は減少。 ユーロ圏は6ヵ月連続50超で2年7ヵ月ぶり高水準。新規受注と生産は6ヵ月連続増、輸出も大幅増。 中国は8ヵ月連続50超、3ヵ月ぶり低水準。生産の伸び、新規輸出売上高の伸びもやや鈍化したものの全体としては堅調に推移。 ロシアは4ヵ月連続50割れも4ヵ月ぶりの水準へと急反発。生産や新規受注の縮小は鈍化、新規輸出受注は3ヵ月連続増加。 世界各国の製造業PMI 4日(月)
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