米ISM製造業景況指数の推移チャート

米ISM製造業景況指数(PMI)

ISM製造業景況指数
2022年12月:48.4
米サプライマネジメント協会(ISM)が4日発表した12月の製造業景況指数は48.4。市場予想の48.5を下回り、2年7ヵ月ぶりの低水準。3ヵ月平均は49.20で2年半ぶり低水準。
ISM製造業景況指数は、景気転換の先行指標であり、米国製造業の最重要指標。米サプライマネジメント協会(ISM:Institute for Supply Management)が製造業300社以上の購買担当役員へのアンケート調査をもとに指数化、50%を上回れば景気拡大、下回れば景気後退を示唆。 一般的には各国でも製造業PMI(Purchasing Managers'Index)として公表されますが、米国のISMが発表するPMIが毎月初に発表され、注目度も最も高い指標です。
2009年、リーマンショック後の金融危機で大底をつけてV字回復。2011年前半にはピーク状態を維持しギリシャ危機となった5月に急落。ユーロ危機の拡大から2012年6月に分岐点の50を割れ、9月以降で50以上に回復。 2014年8月に約3年ぶりの高水準となる58.1まで上昇後は、鈍化傾向に。
最近のISM製造業景況指数(括弧内は3カ月移動平均)
2022年12月:48.4(49.20)
2022年11月:49.0(50.03)
2022年10月:50.2(51.30)
2022年9月:50.9(52.17)
2022年8月:52.8(52.87)
2022年7月:52.8(53.97)
2022年6月:53.0(54.83)
2022年5月:56.1(56.20)
2022年4月:55.4(57.03)
2022年3月:57.1(57.77)
2022年2月:58.6(58.33)
2022年1月:57.6(59.00)
2021年12月:58.8(60.07)
2021年11月:60.6(60.63)
2021年10月:60.8(60.33)
2021年9月:60.5(60.03)
2021年8月:59.7(60.17)
2021年7月:59.9(60.80)
2021年6月:60.9(61.03)
2021年5月:61.6(61.97)
2021年4月:60.6(61.73)
2021年3月:63.7(61.10)
2021年2月:60.9(60.03)
2021年1月:58.7(58.97)
最終更新日:2023/1/5