世界各国の製造業PMI(購買担当者景気指数)の推移チャート

ブラジル、ロシア、インド、中国、英国、ユーロ圏の製造業PMI
世界各国の製造業PMI
2025年9月
インド:59.2
中国:50.6
ユーロ圏:50.0
英国:49.7
ブラジル:48.2
ロシア:48.0
世界の主要国製造業PMI、10月は中国とロシア以外は反発。
インドは前月から+1.5の反発で2ヵ月ぶり高水準、17年半で2番めの高水準。5年4ヵ月連続節目50超。国内市場は受注の伸びが加速、海外は鈍化。
中国は前月から-0.6、3ヵ月ぶりの反落も3ヵ月連続50超。輸出受注の減少により新規受注と生産はともに伸び率が鈍化。
ユーロ圏は+0.2の反発で2ヵ月ぶりの50回復。生産はわずかに増加も新規受注は停滞。
英国は前月から+3.5の急反発で1年ぶり高水準。13ヵ月連続50割れ。受注減少ペースは鈍化、生産は1年ぶりに増加。
ブラジルは前月から+1.7、8ヵ月ぶりの反発で3ヵ月ぶり高水準、6ヵ月連続50割れ。需要低迷で業績悪化、生産減と大幅人員削減に。
ロシアは前月から-0.2の小幅続落で3ヵ月ぶり低水準。5ヵ月連続50割れ。新規受注の減少ペースが加速、生産は一段と低下。
製造業購買担当者景気指数(PMI:Purchasing Managers'Index)は、景気動向を示す指標であり、50を上回れば景気拡大、下回れば景気後退を示唆し、注目度の高い経済指標のひとつです。
欧州圏と主要新興国の製造業PMIの推移を比較することで、どの地域の景気が上向きなのか、よくないのか、それぞれの動向分析に役立ちます。
2012年にはインドとロシアの景気が良く、ブラジルと中国はやや悪い状態から2013年前半にかけてやや上向き、2013年後半以降、新興国は50の分岐点前後を推移します。
2012年に景気低迷が目立ったユーロ圏と英国は、徐々に回復傾向となり、2013年半ば以降にはプラス圏に上昇し、特に英国の好調ぶりが目立ちました。
最近の各国の製造業PMI
2025年10月
ブラジル:48.2 ロシア:48.0 インド:59.2 中国:50.6 英国:49.7 ユーロ圏:50.0
2025年9月
ブラジル:46.5 ロシア:48.2 インド:57.7 中国:51.2 英国:46.2 ユーロ圏:49.8
2025年8月
ブラジル:47.7 ロシア:48.7 インド:59.3 中国:50.5 英国:47.0 ユーロ圏:50.7
2025年7月
ブラジル:48.2 ロシア:47.0 インド:59.1 中国:49.5 英国:48.0 ユーロ圏:49.8
2025年6月
ブラジル:48.3 ロシア:47.5 インド:58.4 中国:50.4 英国:47.7 ユーロ圏:49.5
2025年5月
ブラジル:49.4 ロシア:50.2 インド:57.6 中国:48.3 英国:46.4 ユーロ圏:49.4
2025年4月
ブラジル:50.3 ロシア:49.3 インド:58.2 中国:50.4 英国:45.4 ユーロ圏:49.0
2025年3月
ブラジル:51.8 ロシア:48.2 インド:58.1 中国:51.2 英国:44.9 ユーロ圏:48.6
2025年2月
ブラジル:53.0 ロシア:50.2 インド:56.3 中国:50.8 英国:46.9 ユーロ圏:47.6
2025年1月
ブラジル:50.7 ロシア:53.1 インド:57.7 中国:50.1 英国:48.3 ユーロ圏:46.6
2024年12月
ブラジル:50.4 ロシア:50.8 インド:56.4 中国:50.5 英国:47.0 ユーロ圏:45.1
2024年11月
ブラジル:52.3 ロシア:51.3 インド:56.5 中国:51.5 英国:48.0 ユーロ圏:45.2
2024年10月
ブラジル:52.9 ロシア:50.6 インド:57.5 中国:50.3 英国:49.9 ユーロ圏:46.0
最終更新日:2025/11/3




