米・S&P/ケース・シラー住宅価格指数と前年比の推移チャート

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S&P/ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)

S&P/ケース・シラー住宅価格指数

S&P/ケース・シラー住宅価格指数

2024年1月:317.07

S&P/ケース・シラー住宅価格指数の前年比推移

S&P/ケース・シラー住宅価格指数・前年比

S&P/ケース・シラー住宅価格指数・前年比

2024年1月(前年同月比):+6.59%

米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日発表した1月のケース・シラー住宅価格指数は317.07、3ヵ月連続の低下で6ヵ月ぶりの低水準。伸び率は前年比+6.59%。市場予想の+6.60%を下回り、1年2ヵ月ぶりの高水準。

S&P/ケース・シラー住宅価格指数は、格付け会社でもあるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表する米国の住宅価格の水準を示す指数。調査対象地域の一定期間の住宅売買のデータを集計し、2000年1月を100として指数化。主要10都市及び主要20都市の数値の先々月分が毎月発表されます。米国の個人消費動向に大きな影響を与える注目指標です。

2000年以降、米国の住宅価格は上昇を続け、2006年6月に価格指数は206.38のピークを記録しました。2006年後半以降、徐々にその価格は下落し始めます。いわゆる住宅バブルの崩壊です。2007年後半にはサブプライムローン問題で下落速度を高め、2008年のリーマンショックでさらに急落しました。2009年以降に下げ止まり感は出始めたものの2012年にかけて緩やかに下落、2012年前半でようやく大底をつけたのではないかと見られます。

2012年9月のFOMCでFRBが決定したQE3では、住宅市場の底上げを図る目的も含めて、住宅ローン担保証券(MBS)を毎月400億ドル購入しました。


最近のケース・シラー住宅価格指数(括弧内は前年同月比)
 2024年1月:317.07(+6.59%)
 2023年12月:317.42(+6.15%)
 2023年11月:318.37(+5.44%)
 2023年10月:319.16(+4.92%)
 2023年9月:318.79(+3.97%)
 2023年8月:318.01(+2.19%)
 2023年7月:316.84(+0.17%)
 2023年6月:314.93(-1.19%)
 2023年5月:311.98(-1.72%)
 2023年4月:307.62(-1.64%)
 2023年3月:302.72(-1.01%)
 2023年2月:298.19(+0.53%)
 2023年1月:297.46(+2.75%)

最終更新日:2024/3/26



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