金プラチナ短期相場観
ドイツIFO景況感4月は全業種で回復基調継続
更新日:2024年4月25日(木)
低迷するドイツ経済復活に向けては、依存度を減らしながらも中国との関係は重要、とばかりショルツ首相が北京を訪問して習近平国家主席と会談したのが1週間前。この思いが浸透したかのようにドイツ景況感に急回復の兆しも。
4月のIFO景況感指数は89.4。市場予想を上回り、前月から+1.5で3ヵ月続伸、11ヵ月ぶりの高水準。
現況指数は88.9。前月から+0.8で続伸、5ヵ月ぶりの高水準。期待指数は89....
製造業PMIは50割れ、米4月総合PMIは急失速で米欧逆転
更新日:2024年4月24日(水)
好調だったはずの米国経済、PMIは4月に急失速。
米国の総合PMIは4月速報で50.9。3月から-1.2ポイントで4ヵ月ぶりの低水準。サービス業PMIも50.9、3ヵ月続落で5ヵ月ぶりの低水準。製造業は49.9。続落で4ヵ月ぶりの節目50割れ。
需要低下で雇用が低調となり、予想外に米PMIを押し下げた格好。
対照的にユーロ圏のPMIは好調を示唆。
ユーロ圏総合PMIは51.4。4ヵ月続...
回復続くユーロ圏消費者信頼感指数は2年2ヵ月ぶりの高水準
更新日:2024年4月23日(火)
欧州委員会発表のユーロ圏4月の消費者信頼感指数は-14.7。市場予想の-14.5を下回ったものの、3月の-14.9からは小幅に上昇。3ヵ月続伸となり、2022年2月(-9.4)以来、2年2ヵ月ぶりの高水準。
インフレ鈍化基調が続き、6月にも利下げ開始が予想されるユーロ圏では、消費センチメントも着実に上昇傾向。
利下げ開始の後ズレ予想が強まる米国でも、消費センチメントは回復基調。ミシガン大消費者...
2400ドルと154円台の攻防続く4月末、国内金は13000円トライ
更新日:2024年4月22日(月)
2400ドルを挟んでやや乱高下気味に上下動が続くNY金、154円台での推移が1週間続くドル円、両方にサポートされながら、ともにやや伸び悩み状態にも入りつつある4月末、国内金価格も13000円の大台トライに向けて足踏み状態。
週末にはPCEと日銀会合を控え、インフレ高止まり懸念が強まる米FRBに対し、利上げには慎重姿勢が予想される日銀、という構図。波乱の展開はまだしばらくは想定し難い状況のうように...
急騰でボラ急拡大のNY金、ドル円は高止まりでボラ急縮小
更新日:2024年4月20日(土)
イスラエルによるイランへの報復攻撃か、との報道を受けて日経平均が一時1300円の急落など地政学リスクへの警戒感が急速に強まった19日東京市場の時間帯、マーケットは急変動。
安全資産として買われたNY金は時間外に2380ドル台から2430ドル台まで急騰。ただし、その後は落ち着きを取り戻してNY金は元の水準へ。
乱高下となったNY金の、この日の変動値幅は46.5ドル。
この水準は、4月の月間平均...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン