金プラチナ短期相場観 2025年1月

利下げ効果でユーロ圏の6割超の国が1月の景況感上昇
更新日:2025年1月31日(金)
10-12月GDPがユーロ圏では予想を下回り、前期比+-0%と横ばい推移となり、ドイツは-0.2%、フランスも-0.1%と低調で2024年を終了。ECBの4会合連続の利下げにもサポートされるように、2025年のユーロ圏景況感は反発でスタート。
欧州委員会発表の1月ユーロ圏景況感指数は95.3。1年2ヵ月ぶり低水準の12月から+1.5の反発、14ヵ月では2番めの低水準。2年7ヵ月連続節目100割れ...
利下げ休止も先行き不透明感、ドル円は半値戻しの攻防へ
更新日:2025年1月30日(木)
「堅調」な労働市場と「幾分高止まり」のインフレ情勢を背景に、予定どおり追加利下げ見送りで1月FOMCを通過。今後の利下げにも慎重姿勢を示唆したことはドル高サポート要因に。
しかし、パリ協定離脱や南部国境の緊急事態宣言など、バイデン政策の撤回や追加関税政策などを強引に推し進めるトランプ政策には先行き不透明感とともにリスク回避要因にも。
12月安値(148.65)から1月高値(158.87)まで、...
米住宅価格と賃金上昇率格差は縮小、拡大?
更新日:2025年1月29日(水)
11月のケースシラー住宅価格指数は前年比+4.33%。
伸び率は10月の+4.23%を上回り、2ヵ月ぶりの高水準ながら直近14ヵ月では2番めの低水準。
同時刻に発表された11月のFHFA住宅価格指数は前年比+4.24%。10月の+4.51%を下回り、2ヵ月連続の低下で1年5ヵ月ぶりの低水準。
11月の雇用統計での賃金上昇率、前年比+3.97%との差はケースシラーが0.36%、FHFAが0.2...
ドイツIFO景況感、先行き不安と製造業低迷は2025年も継続
更新日:2025年1月28日(火)
2025年最初のドイツIFO景況感指数は小反発。
1月のIFO景況感指数は85.1。市場予想の84.8を上回り、4年7ヵ月ぶり低水準となった12月からは+0.4、3ヵ月ぶりの小反発で2ヵ月ぶりの高水準。前年比では-0.3、5ヵ月連続前年割れ。なお、2005年以降の長期平均は95.8。
現況指数は86.1。前月から+1.0の続伸で5ヵ月ぶり高水準。長期平均は96.0。
期待指数は84.2。前月...
月間上昇確率68.8%、国内金・プラチナ1月の明暗
更新日:2025年1月27日(月)
過去16年間で1月の月間上昇確率は金・プラチナともに68.8%。
金価格は4・8月の75.0%に次ぎ、10月と並び3位タイ。プラチナは10月と並び1位タイ。
好調月の1月、今年ここまでの絶対値平均騰落値幅は金価格が65円、騰落率では0.44%。これに対してプラチナ価格は37円、騰落率では0.72%。
昨年は金価格が95円、騰落率では0.73%。プラチナは61円、騰落率は1.19%。
絶対値...
PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン
PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン