金プラチナ短期相場観

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過去最大の貿易赤字と輸出入、トランプ関税導入でどう変わる

更新日:2025年4月4日(金)

米貿易収支 2025年2月米2月の貿易収支は1226.6億ドルの赤字。赤字幅は市場予想の1235億ドルを下回り、過去最大となった1月の1306.5億ドルからは6.1%縮小。それでも過去2番めの大幅赤字。
輸出が2784.6億ドルで1月から2.9%増で過去最大。輸入は4011.2億ドルで過去最大となった1月(4011.6億ドル)からほぼ変わらず。

トランプ関税導入直前に駆け込みで過去最大へと急増した輸入、これに伴い貿易赤字も過去最大へと急拡大。
駆け込みの反動と、トランプ関税発動により、今後は輸入が一時的には落ち込む可能性もあり、落ち着けばゆるやかな上昇ペースへ?
輸出は今後もゆるやかな上昇ペース維持?へ。
そして輸出入の差は縮小していずれ、願わくば任期中にでも逆転し、トランプ大統領が「国家緊急事態」とする慢性的な貿易赤字解消?へ、貿易黒字への転換を目指します・・・。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年4月3日3日のNY金は-44.5ドル、1.41%の反落。下げ幅としては今年の絶対値平均20.9ドルの2.1倍、今年3番めの大幅安。トランプ関税発表後の乱高下状態のなかでつけた高値が3190ドル台半ば、アジア時間には徐々に落ち着きを取り戻して3170ドル近辺へと収束。その後は最高値更新後の利益確定売りと、関税ショックによる株価急落に伴う換金売りも想定される展開となって軟調推移。ロンドン序盤に3150ドルを割れるとNY市場では一時3070ドル台前半まで急落。2月安値(2844.1)から最高値(3201.6)の38.2%戻し(3065.0)付近で下げ渋ると3150ドル近辺までの自律反発、NY午後には3130ドル近辺に収束。引き続き3060ドル台辺りまでが目先のサポート候補となり、これを割れると3010ドルの節目との攻防へ。上方向には3170ドルが当面の上限となり、これを超えるようなら最高値更新再トライ、3210ドル台辺りまでが次の上値目標。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年4月3日NYプラチナは-38.6ドル、3.88%安で3日続落。2月28日(937.9)以来、5週間ぶりの安値。下げ幅としては今年の絶対値平均13.3ドルの2.9倍、今年2番めの急落。乱高下中の高値1010ドル手前から軟調推移、アジア時間には990ドル近辺での保ち合いから980ドル台へと水準を切り下げてロンドン序盤に980ドル割れ、NY市場では960ドル割れへと一段安。安値では950ドル近辺で下げ渋り、NY午後には950ドル台半ばで小康状態に。960ドルの節目割れに伴い、一段安トライへと向かいやすい状況に、当面の下値目安は900ドルの大台近辺まで。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年4月3日ドル円は-331銭、2.22%の大幅安となって3日続落。10月1日(143.53)以来、半年ぶりの安値。下げ幅としては今年の絶対値平均70.6銭の4.7倍、今年最大で2022年12月20日(-5.21円、3.81%)以来、2年3ヵ月ぶりの急落。トランプ関税によるリスク回避の流れが持続、株安基調に連れてのドル安円高の流れは止まらず、東京朝に149円を割れて148円割れトライ、147円割れをかけた攻防状態で東京市場を終えると欧州時間には146円台、NY朝には146円も割り込んで安値では一時145円10銭台まで下落。145円割れを回避して下げ渋るとNY午後には146円台を回復。やや行き過ぎ感もありながら、雇用統計の結果次第では一段安トライも不可避の状況にも。心理的節目145円を割り込むようなら9月安値(139.58)から1月高値(158.87)の76.4%戻し(144.13)近辺が下値目安に。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場4/3終値とチャート

4日の国内金価格は-402円、2.45%安で3日続落。下げ幅としては今年の絶対値平均111円の3.6倍、今年最大で昨年11月26日(-497円、3.38%)以来、4ヵ月ぶりの大幅安。乱高下収束後はリスク回避の流れが強まる展開となって下押し圧力に。16160円の節目を割り込んで高値保ち合い崩れとなり、これに伴う短期下値目安16000円の大台近辺に到達。下値トライ一服となって目先は16440円までのレンジで高値保ち合い傾向にも。下押し圧力継続なら、3月安値(14881)から最高値(16436)の38.2%戻し(15842)辺りが次のサポート候補に。最高値再更新へと切り返す展開となった場合には2月高値(15739)から3月安値の200%戻し(16597)が上値目標に。
週間ベースでは-246円、1.52%安で4週ぶりの反落。

プラチナ価格は-198円、3.96%安で3日続落。昨年9月24日(4776)以来、半年ぶりの安値。下げ幅は今年の絶対値平均46円の4.3倍、今年最大で昨年10月31日(-229円、4.10%)以来、5ヵ月ぶりの急落。保ち合い下抜けの勢いが加速、5070円の節目割れに伴う短期下値目安4950円を突き抜け、昨年9月安値(4554)から10月高値(5586)の76.4%戻し(4798)にも急接近。目先は一服感も、雇用統計後の再波乱などで下げ止まらないようだと100%戻しが意識される可能性も。
週間ベースでは-347円、6.73%の反落。2021年11月29日からの週(-276円、6.91%)以来、3年4ヵ月ぶりの急落。
※参考:金プラチナ国内価格4/4とチャート

2025年4月4日(金)時点の相場
国内金15,983 円 4/4(金) ▼402(2.45%)
国内プラチナ4,807 円 4/4(金) ▼198(3.96%)
NY金3,121.7 ドル 4/3(木) ▼44.5(1.41%)
NYプラチナ956.6 ドル 4/3(木) ▼38.6(3.88%)
ドル円146.06 円 4/3(木) ▼3.31(2.22%)

4/3(木)のその他主要マーケット指標

トランプ関税直前、3月の雇用統計は予想よりも堅調 4/5(土)

過去最大の貿易赤字と輸出入、トランプ関税導入でどう変わる 4/4(金)

相互関税発表後に市場は乱高下、NY金は一時3200ドル 4/3(木)

ISM製造業景況指数は予想以上に低調、インフレ懸念も高騰 4/2(水)

買われ続ける金、NY金は3月だけで9回の最高値更新 4/1(火)


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