金プラチナ短期相場観 2016年8月

金プラチナ短期相場観

8月雇用統計では雇用者数10万人増でも利上げ可能レベル?

更新日:2016年8月31日(水)

今週末発表の米8月の雇用統計では、非農業部門雇用者数(NFP)は前月比+18万人程度と予想されています。その前哨戦として本日発表されるADP社の雇用者数では、前月比+17.5万人程度が市場コンセンサス。
ブレの大きいNFPを、ジャクソンホールでイエレンFRB議長も言及した3カ月平均の推移で見ると、8月の結果が予想どおりなら、3カ月平均では+24.2万人となります。
利上げ判断に向けて、他の指標...

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物価上昇の気配なし、利上げ見通しも台風10号のように迷走

更新日:2016年8月30日(火)

迷走する台風10号は本日夕刻にも史上初の東北地方上陸の可能性が高まり、記録的な大雨への警戒感も高まっているようです。

米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)は前月比+0.3%となり、4カ月連続のプラス圏と好調を維持しました。
しかし、個人消費支出(PCE)の物価指数、PCEデフレーターは予想どおりの前年比+0.8%。2カ月連続の低下となり、3月と並んで今年最低水準へと鈍化しました。...

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4600円の節目で反発した金価格の行方を左右する102円の攻防

更新日:2016年8月29日(月)

米国の早期利上げ観測再燃を受けて、週末の為替は1ドル=100円の大台ラインで反発すると、102円付近までのドル高円安が進行しました。週明けの今朝も102円付近での攻防状態が続きます。そしてこの間、NY金相場は1320ドル付近で耐える展開。米株市場と同様、利上げへの警戒感から上値は重い状態ながら下値をどんどん切り下げるような展開とはならず、下げ渋りの様子。年内利上げの確率は高まったものの、その先の利...

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FRBの総意が見られたジャクソンホールでドル安反転へ

更新日:2016年8月27日(土)

無風通過との予想も少なくなかったジャクソンホール、今年はドル安の流れが反転する転機となった可能性も浮上してきました。
イエレンFRB議長が講演で「利上げの根拠がこの数カ月で強まった」、「雇用と物価の目標達成に近づいている」などと発言すると、瞬間的にドル買いの反応。
しかし、利上げ時期を示唆するものでもなく、従来どおりの表現との見方も可能で決め手にはやや欠ける表現にとどまったこともあり、ドル円で...

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好調を示した7月の米耐久財受注、平均的には減少傾向継続中

更新日:2016年8月26日(金)

米商務省が発表した7月の耐久財受注は前月比+4.4%。市場予想の+3.4%を上回り、昨年10月の+4.8%以来、9カ月ぶりの高水準となりました。5月の-2.9%、6月の-4.2%と落ち込んだ状態からは回復傾向を示し、6カ月平均で見ても6月時点の-0.3%から-0.1%へとプラス圏にもあと一歩という状態となってきました。

変動の激しい輸送機器を除く耐久財受注は、前月比+1.5%となり、これも市...

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