金プラチナ短期相場観 2016年1月

金プラチナ短期相場観

プライドをかけた日銀、マイナス金利で当面の東京市場下支え

更新日:2016年1月30日(土)

ドラギECB総裁の追加緩和示唆発言で流れが変わり始めたものの、年初からのリスク回避による円高の巻き戻しは思うようには進まず、FOMCを経てもドル高円安基調が進行することはなく、他力本願では円高株安の流れを断ち切ることはできない。黒田日銀総裁はそう考えていたのかもしれません。
加えて12月には量的質的緩和の補完措置を失策と言われた悔しい経緯もありました。さらに、日銀としては2013年4月時点で「2...

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波乱の2016年1月相場、消化不良で迎えるトリは日銀

更新日:2016年1月29日(金)

中国市場の大混乱からスタートした2016年1月の金融市場。中国株式市場のサーキットブレイカー騒動を経ても下げ続ける中国株と、人民元切り下げを受けての中国経済減速懸念と財政不安も燻り始め、未だに東京市場は10時15分の人民元の基準レート発表にやきもきし、中国株安人民元安に連動するように日本株安円高基調も進行。
サウジアラビアとイランの国交断絶に始まる中東リスク不安に止まらない原油安も。年初には朝鮮...

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FOMC:景気減速と低インフレ、世界動向注視に株安ドル安で金上昇

更新日:2016年1月28日(木)

予定どおりの現状維持となったFOMC。声明文では、「雇用市場は一段と改善」と強気姿勢を維持したものの、「昨年終盤に景気が減速した」状況であることを認め、「市場ベースのインフレ指標は一段と低下」しているというマイナス材料に対して「調査ベースのインフレ期待はほぼ変わらず」とのポジティブ姿勢も。
「経済は緩やかな利上げのみ正当化する」として利上げフェーズは緩やかながらも続くであろうことを示唆し、「3月...

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ワシントンD.C.を含む首都圏エリア=リッチモンド連銀製造業指数

更新日:2016年1月27日(水)

米地区連銀の第5管轄地区、リッチモンド連銀のエリアは東海岸中央、ウェストバージニア、バージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、メリーランドの各州とワシントンD.C.を含む米国の首都圏エリア。この地域は全米GDPの約9%を占めると言われます。

リッチモンド連銀が発表した1月の製造業指数は市場予想どおりの+2となり、12月の+6からは低下。9月からの3カ月間で-5、-1、-3とマイナス圏に...

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米製造業の減速を牽引するダラス連銀製造業活動指数

更新日:2016年1月26日(火)

全米第2位の人口と面積を誇り、米国南部中央に位置するテキサス州は、米国の石油・エネルギー産業の中心地。ここを管轄するダラス連銀が発表した1月の製造業活動指数はリセッション後の最低水準にまで落ち込んできました。

12月からはやや回復傾向となる-14との予想を大きく下回り、2009年4月(-37.5)以来、6年9カ月ぶり低水準となる-34.6へと急落し、年初からの原油相場急落の影響が大きかったこ...

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