金プラチナ短期相場観 2018年10月

金プラチナ短期相場観

ユーロ圏景況感指数は10カ月続落で1年5カ月ぶり低水準

更新日:2018年10月31日(水)

欧州連合統計局が発表した第3四半期のユーロ圏GDP速報値は、前期比+0.2%、前年比+1.7%。いずれも市場予想を下回り、第2四半期の前期比+0.4%、前年比+2.2%からも鈍化。約4年ぶりの小幅な伸びにとどまりました。しかもイタリアは前期比でゼロ成長となり、ドイツでもゼロ成長予想となっています。

ユーロ圏では、ソフトデータの減速基調がハードデータの減速を裏付ける結果となり、その傾向は第4四...

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PCEインフレ2%で12月利上げに異論なし、も過熱感もなし

更新日:2018年10月30日(火)

米商務省が発表した9月の個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は前年比+2.0%(1.99%)。市場予想どおりながら8月の+2.2%(2.22%)からは低下、2012年3月(2.35%)以来6年4カ月ぶり高水準となった7月(+2.35%)からは2カ月連続の低下。
食品とエネルギーを除いたコアPCEは前年比+2.0%(1.97%)となり、これも市場予想通り。2012年4月(2.04%)以来6年...

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株価は調整局面入り、金とプラチナは反発局面入り?

更新日:2018年10月29日(月)

NYダウは10月3日にNY終値ベースで今年高値(過去最高値)をつけた後、急速に調整局面が進行し、24日終値では3カ月半ぶり安値となりました。この間の下落率は8.37%。一般的に調整局面入りとも言われる高値からの下落率10%はまだ超えてはいません。
しかし、ハイテク株の下落が大きく影響したNASDAQの今年高値(=過去最高値、8月29日)からの下落率は10月24日までに12.35%となり、10%を...

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米第3四半期GDP速報値上振れでも同時株安は止まらず

更新日:2018年10月27日(土)

米商務省が発表した第3四半期の国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率で+3.5%。市場予想の+3.3%を上回る好結果となりました。しかし、株価の反発とドル高、米10年債利回りの反発も一時的にとどまり、米ハイテク株主導の売り圧力は続き、長期金利低下とドル高の巻き戻しとともに世界同時株安の流れを食い止めるには至らなかったようです。

GDPの+3.5%は第2四半期の+4.2%からはやや低下したも...

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ドイツIFO景況感指数も再び低下基調へ

更新日:2018年10月26日(金)

10月のドイツIFO景況感指数は102.8。9月の103.7から低下し、半年ぶりの水準へと急反発した8月の103.9からは2カ月連続の低下。現況指数も期待指数も同様の動きとなって3カ月ぶりの水準へと低下、期待指数は再び節目の100ポイント割れ。
期待指数のピークアウトからスタートした減速局面は7月までで終息したかにも見えましたが、まだ終わっていない可能性もありそうです。

IFOのレポートに...

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