金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

ゴールデン・ウィークの金プラチナ相場傾向

更新日:2018年4月27日(金)

ゴールデン・ウィークの金プラチナ相場傾向 2018年4月国内は明日からゴールデン・ウィーク入り。GW前後での金とプラチナ、ドル円の相場傾向について、過去6年を振り返ります。
ギリシャの債務問題からユーロ債務危機へと発展し始めた2012年のGWは金もプラチナもドル円も大幅下落。
2013年は日銀の量的質的緩和発動で円安が進行していた時期、NY金だけは4月の暴落の余韻で小幅安。
2014年は南ア鉱山ストの問題でプラチナだけは堅調地合い。
2015年はドル円が13年ぶり高値125円台に向けて円安クライマックスの時期。
2016年は連休前後に日米金融政策会合と雇用統計などがあり、期待された日銀追加緩和が先送りされて28日にドル円は3%の急落。その反動もあって連休中には小幅安。相対的にNY金とプラチナは大幅高。
2017年はフランス大統領選への警戒感後退、トランプ米大統領の税制改革法案期待などでドル高の流れが強まり、金もプラチナも軟調推移の時期。

日本の祝日で東京市場が休場の日は荒れやすいといったイメージもあり、特に重要イベントもはさむことにもなる月末月初にかけての連休中にはリスク回避的な流れとなりやすいと言われることもありますが、意外にも、なぜか金価格だけがNYも国内も分が悪く1勝5敗。プラチナとドル円は3勝3敗の五分、最近では偏った傾向は見られません。

今年はここまで金利上昇とともにドル高円安の流れが続き、金とプラチナは軟調な流れとなってGW入り。次週はFOMCと雇用統計もあり、どちらかといえばタカ派的な見通しや結果が予想されやすく、波乱がなければ「金価格はGWに下落しやすい」傾向が強まり、国内金価格はGWに5年連続下落、が警戒されます。


NY金・日足チャート 2018/3/22 - 4/2626日のNY金相場は0.37%の続落。米10年債利回りが上昇一服となって3%割れへと反落し、ドル高の流れも失速気味となった時間外には一時1328ドルまで反発。しかしECB理事会後のドラギ総裁会見を経てユーロ売り再開、対ドルでは一時3カ月ぶりとなる1.21ドル割れまで下落。ドルインデックスも3カ月ぶり高値圏での急騰となったことを受けてNY金は1310ドル台半ばまで急落、1320ドルの節目を割り込んで3月20日以来1カ月ぶりの安値水準。NY引け後の時間外ではやや反発の動きも1320ドルには届かない状況。目先は軟調推移の展開がもう一段続く可能性が高く、3月1日につけた今年安値1305ドル前後までが下値目安に。

NYプラチナ・日足チャート 2018/3/22 - 4/26NYプラチナ相場は0.28%の小幅続落。現状維持となったECB理事会声明文発表後には一時反発も920ドルに届かず、その後の反落では今年最安値となった4月6日の910.3ドルを下回り、心理的節目となりうる910ドルも割り込んで12月19日(904.9)以来4カ月ぶり安値まで下落。終値では910ドル台維持も一時的にとどまり、NY時間外では再び910ドル割れ。ここから下の水準はコスト割れも意識され、特に900ドルの大台ラインは比較的サポートされうる水準。しかし、1カ月近く続いた保ち合い水準を下抜けた形となり、金も軟調推移が予想される状況からはプラチナも下値トライ優勢、当面の下値目安は12月安値圏880ドル近辺まで。

ドル円・日足チャート 2018/3/23 - 4/26ドル円は0.12%の小幅ドル安円高となって7日ぶりの反落。米10年債利回りの失速に連れて欧州序盤にかけて109円付近まで下押し、その後はECB理事会とドラギ総裁会見にユーロドルが乱高下の反応となったことがドル円にも波及、109円台前半での上下動をはさんで109円40銭台まで再上昇する場面も。結果的に109円半ばを超えることなく小幅安となり、今朝の東京市場でも米10年債利回りが2.98%割れへと一段安の兆しとなってドル円の上値も重い状況。午後には黒田日銀総裁会見も控えるものの、歴史的イベントとなった南北首脳会談も進行中であり市場の注目もこちらの動向が気掛かりに。ただし、いずれのイベントでもサプライズは予想されず、目先109円台前半が主要レンジとなって109円半ばを超えることがあれば110円手前までの上昇はありえ、調整局面拡大となった場合でも109円ラインと90日移動平均の108円50銭近辺がサポートに。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場4/26終値とチャート

27日の国内金価格は0.52%の続落。ゆるやかな上昇基調となった90日移動平均線(4954)を4日ぶりにわずかながらも割り込み、4940円台から4990円までの保ち合いレンジ下限付近となって下値警戒感も高まる状況に。3月半ばから1カ月ほど上昇トレンドが続き、その後保ち合い状態での横ばい推移が半月経過。過去の推移からも、サイクル的にも次のトレンドは調整局面となる可能性は高く、4940円台の下限割れに伴う下値目安は4月初旬の4850円台辺りまで。連休中のイベント、指標などで想定外のことがあれば保ち合い上抜けの可能性も残され、そうなれば大幅高の展開となって目標水準は1月末の5080円台辺りまで。
週間ベースでは-20円(0.4%)で6週ぶりの反落。月間では+88円(1.81%)となって4カ月ぶりの反発。

プラチナ価格も0.67%の続落。4月9日(3402)以来の安値水準となり、3430円台の保ち合い下限を大きく下抜け。下押し圧力が急速に強まる状況にはないものの、およそ1カ月続いた保ち合いから下放れた形となり、それなりの変動幅が見込まれる状況に。今年安値となった4月5日の3370円近辺までの下ブレでとどまらない場合には大きく水準を切り下げる可能性もあり、最大では3300円割れを試す展開にも。
週間ベースでは-42円(1.22%)で3週間ぶりの反落。月間では-15円(0.44%)の小幅安で3カ月続落。
※参考:金プラチナ国内価格4/27とチャート

2018年4月27日(金)時点の相場
国内金4,951 円 4/27(金) ▼26(0.52%)
国内プラチナ3,414 円 4/27(金) ▼23(0.67%)
NY金1,317.9 ドル 4/26(木) ▼4.9(0.37%)
NYプラチナ910.1 ドル 4/26(木) ▼2.6(0.28%)
ドル円109.32 円 4/26(木) ▼0.13(0.12%)

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