金プラチナ短期相場観 2018年3月

金プラチナ短期相場観

年初から続いたドル安の流れ反転に向けて23.6%と38.2%の攻防

更新日:2018年3月31日(土)

3月末時点でドル円は年初から6円40銭超のドル安円高が進行し、年初来騰落率は-5.71%。上下の変動値幅は8円70銭、変動率にして7.7%。年初からここまで、ほぼ一方的にドル安円高が進行してきました。
3月としては39銭の円高、騰落率は-0.37%となり、1月から3月までは昨年に続いての3カ月続落。20カ月移動平均線を大きく下抜けています。ただし足下では下げ渋る展開も見られ、月足でも少し長めの下...

続きを読む


PCEサービス価格は1年ぶり高水準、商品価格は低迷続く

更新日:2018年3月30日(金)

米商務省が発表した2月の個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は前年比+1.8%、コアPCEは前年比+1.6%。いずれも1月からは0.1%上昇し、PCEは市場予想の+1.7%も上回り昨年3月以来11カ月ぶりの高水準。今月のFOMCでの年末予想中央値1.9%にあと0.1%と迫りました。
コアPCEの+1.6%も昨年4月以来10カ月ぶりの水準となり、PCEに追随する形で上昇軌道を描きつつあります...

続きを読む


住宅価格上昇率が賃金上昇率を上回って6年め、そろそろ警戒感も

更新日:2018年3月29日(木)

今週発表された1月のS&Pケースシラー住宅価格指数は、指数としては最高水準付近まで上昇し、前年同月比では+6.40%で3年半ぶりの上昇率となっています。
先週発表されたFHFA住宅価格指数(HPI)も同様の傾向で、指数としては2015年末から最高水準を更新する状態が丸2年以上続いています。HPIは1月に前年同月比+7.27%となり、こちらは2013年10月(+7.43%)以来、4年3カ月ぶりの高...

続きを読む


ユーロ圏景況感指数は3カ月続落、ユーロ安ドル高で金も失速

更新日:2018年3月28日(水)

欧州委員会が発表した3月のユーロ圏景況感指数は112.6となり、2月の114.2からは1.6ポイント低下。17年2カ月ぶりの高水準となった12月の115.3からは3カ月連続の低下となり、ピークアウト状態が進行しています。建設業を除き、製造業、サービス業、小売業全般に低下したようです。
ユーロ圏内主要5カ国でも、ドイツが2月の114.4から3月は112.0(-2.4)へと2カ月連続の低下、フランス...

続きを読む


2月シカゴ連銀全米活動指数は過去11年間で2番めの高水準

更新日:2018年3月27日(火)

2月のシカゴ連銀全米活動指数は+0.88となり、市場予想の+0.15を大きく上回り、過去平均を示す0.0を上回る状態は6カ月連続。水準としては10月の+9.0以来4カ月ぶりの高水準。10月の水準は2006年12月(+0.95)以来10年10カ月ぶりの高水準であり、今回の2月は過去11年間では2番目の高水準ということになります。

構成する4指数はいずれも1月から上昇し、生産・所得は4カ月ぶりの...

続きを読む



短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ