金プラチナ短期相場観

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米住宅着工件数は予想外に好調、輸入物価も上振れで一時ドル高

更新日:2025年3月19日(水)

米住宅着工件数・建設許可件数 2025年2月米指標低迷が続くなか、2月の住宅着工件数は予想外の上振れ。
2月住宅着工件数は150.1万戸。市場予想の138.5万戸を大幅に上回り、1月の135万戸からも急増で2ヵ月ぶりの高水準。1年間では2番めの高水準。6ヵ月平均では9ヵ月ぶりの高水準。
長期平均143.2万戸を下回っての推移が続いてた状態から上抜け。悪天候により落ち込んだ1月からは急回復。
建設許可件数は145.6万戸。これも市場予想の145.3万戸を上回るも、1月の147.3万戸からは減少。9ヵ月ぶり高水準となった11月からは3ヵ月連続の小幅減。ただし長期平均137.4万戸を超える水準での推移が継続中。
同時間に発表された輸入物価指数も予想を上回ったことも併せ、一時的にはドル高へと振れ、足下のドル安基調のなかでは下げ渋る格好にも。

なお、前日発表された3月のNAHB住宅市場指数は39となり、2ヵ月連続の低下で7ヵ月ぶり低水準。節目50割れでの推移も継続中。
トランプ関税が建設コスト押し上げへとつながり、住宅市場の景況感が足下で急低下していることが目先の懸念材料に。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年3月18日18日のNY金は+34.7ドル、1.15%高で6日続伸。4日連続、今年13回めの過去最高値更新。4日連続の最高値更新と6日続伸は前回も同時で昨年10月以来、5ヵ月ぶり。アジア時間の3000ドル台後半が安値となり、3010ドル台へと水準を切り上げると堅調推移。イスラエルによるガザ空爆で事実上の停戦終了、地政学リスクによる安全資産買いも意識されてロンドン序盤には3030ドル台、NY市場では3040ドル台へ、高値では3040ドル台後半まで上昇し、NY引け後も3040ドル近辺。短中期の一段高目安、2月高値(2974.0)から2月安値(2844.1)の161.8%戻し(3054.3)にも急接近。FOMC結果も踏まえてこの近辺で上昇一服とならない場合には200%戻し(3103.9)が意識される可能性も。調整目安としては2月安値から最高値(3047.5)の23.6%戻し(2999.5)近辺。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年3月18日NYプラチナは-3.1ドル、0.30%安で7日ぶりの小反落。アジア時間に1020ドル台から1030ドル台半ばまで上昇、2月14日(1058.6)以来1ヵ月ぶり高値をつけて失速するとNY市場で1030ドル割れ。安値では一時1020ドル割れも、NY午後には1020ドル台を維持して下げ渋り。980ドルの節目突破に伴う短期上値目標1020ドル付近到達後の一段高も一時的にとどまり、上ヒゲを残して一服状態に。上値トライ再開に向けては多少の調整も、2月安値(936.7)から3月高値(1036.3)の23.6%戻し(1012.8)、38.2%戻し(998.3)近辺、1000ドルの大台近辺がサポート候補。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年3月18日ドル円は+12銭、0.08%の小幅高で3日続伸。3月4日(149.82)以来、2週間ぶりの高値。東京朝は149円20銭台から堅調推移、20日移動平均線(149.05)上抜けを維持して午後には149円後半へ、東京市場終了時には149円80銭台まで上昇し、欧州時間序盤には149円90銭近辺まで上昇。149円半ばへと失速後のNY朝には2月の住宅着工件数や輸入物価指数が予想を上回ったことを受けて149円90銭台へと小幅に上昇、しかし150円の壁が超えられずに失速。149円半ばで下げ渋る展開もNY午後には149円前半へと一段安、安値では149円10銭近辺まで下落。20日線を超えて下落トレンドからは脱した格好ながら上ヒゲを残して失速。150円から150円半ばが目先の抵抗帯となり、FOMC後にでもこれを突破できればもう一段の反発局面形成へ、153円近辺までが短期上値目標に。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/18終値とチャート

19日の国内金価格は+175円、1.11%の大幅高で6日続伸。2月13日(15739)以来、1ヵ月ぶりで今年8回めの過去最高値更新。6日続伸は10月以来、5ヵ月ぶり。上昇に転じた21日移動平均線(15357)を9日移動平均線(15356)がキャッチアップ、強気相場入りへの加速状態で最高値を更新。今年の絶対値平均騰落値幅(109)で想定される目先の変動目安としては15780円から15998円程度まで。中期的に想定可能な一段高トライの目安としては2月高値(15739)から3月安値(14881)の161.8%戻し(16269)、16200円台も。

プラチナ価格は-17円、0.33%の反落。5110円の節目上抜けに伴う短期上値目標5150円近辺到達後の一服となり、若干の行き過ぎを修正。5170円が目先の上限となり、これを突破すると上値トライ再開、5220円近辺までが短期上値目標に。下方向へは5090円の節目と90日移動平均線(5087)を割り込むようなら反発局面腰折れ、5030円程度までが短期下値目安に。
※参考:金プラチナ国内価格3/19とチャート

2025年3月19日(水)時点の相場
国内金15,889 円 3/19(水) ▲175(1.11%)
国内プラチナ5,151 円 3/19(水) ▼17(0.33%)
NY金3,040.8 ドル 3/18(火) ▲34.7(1.15%)
NYプラチナ1,023.4 ドル 3/18(火) ▼3.1(0.30%)
ドル円149.29 円 3/18(火) ▲0.12(0.08%)

3/18(火)のその他主要マーケット指標

インフレ懸念にも利下げ見通し維持、FOMC後にNY金は3060ドル 3/20(木)

米住宅着工件数は予想外に好調、輸入物価も上振れで一時ドル高 3/19(水)

米小売売上高は予想以上に低調、NY連銀製造業も急減速 3/18(火)

不確実性にもサポートされ、国内金価格も最高値圏トライ 3/17(月)

インフレ懸念高騰、ミシガン大消費者信頼感3月は一段と悪化 3/15(土)


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