金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

ISM製造業景況指数、2月は急失速でスタグフレーション懸念

更新日:2025年3月4日(火)

ISM製造業業景況指数+価格指数+受注・生産・雇用 2025年2月米製造業は、PMIでは2月も好調維持。しかしISMでは予想以上に好調だった1月から、2月は予想外の急失速。
2月のISM製造業景況指数は50.3。市場予想の50.8を下回って1月からは-0.6、4ヵ月ぶりの反落。ただし、2ヵ月連続の節目50超となり、2年5ヵ月では2番めの高水準。
構成指数では、新規受注が48.6。2年8ヵ月ぶり高水準となった1月から-6.5の急反落で4ヵ月ぶりの低水準。4ヵ月ぶりに節目50割れ。需要減。
生産は50.7。10ヵ月ぶり高水準となった1月から-1.8、2ヵ月ぶり低水準。2ヵ月連続50超は維持。
雇用は47.6。8ヵ月ぶり高水準となった1月から-2.7の急反落、2ヵ月ぶりの節目50割れ。人員削減。
価格指数は62.4。1月から+7.5の急騰で3ヵ月続伸、2年8ヵ月ぶりの高水準。インフレ懸念。
スタグフレーション懸念が一段と強まる状況に。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年3月3日3日のNY金は週末から+52.6ドル、1.85%の大幅高で3日ぶりの反発。今年の絶対値平均騰落率0.78%の2.4倍、1月30日(+75.4ドル、2.72%)に次いで今年2番めの急騰。先週後半の急落局面からの自律反発となった週明け時間外序盤には2860ドル台半ばの安値から2890ドル手前まで急騰して一服、2870ドル台までの下押しで下げ渋るとロンドン序盤から反発局面再開。ドル安局面にも連れて2880ドル台へと上昇、NY市場では米2月ISM製造業景況指数が予想を下回ったことをきっかけに長期金利低下とドル一段安の流れで2900ドルの大台回復トライへ。NY引け後には2890ドル近辺へと失速も、トランプ大統領の人民元安、円安けん制発言を受けてのドル安で2900ドル台へと再浮上。目先、2900ドルの大台維持をかけた攻防から、さらに上方向へと向かえば2940ドルの節目との攻防へ、これを突破すると最高値更新経由3000ドルの大台トライを目指す流れへ。2900ドルを維持できなければ2840ドルの下限までをレンジに保ち合いへ。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年3月3日NYプラチナは+34.0ドル、3.63%高で3日ぶりの反発。今年の絶対値平均騰落率1.37%の2.6倍、1月30日(+49.7ドル、5.09%)に次いで今年2番めの急騰。週明け時間外スタート時点の940ドル台半ばが安値となり、950ドル台へと水準を切り上げて保ち合い推移、ロンドン序盤からNY金に追随する形で反発局面へ。NY市場では970ドル台へ、高値では一時980ドル近辺まで上昇してNY午後には失速、970ドル維持をかけた攻防へ。目先、970ドル台を維持できれば980ドルの節目との攻防再トライへ、これを突破できれば1000ドルの大台回復トライの展開に。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年3月3日ドル円は-108銭、0.72%安で4日ぶりの反落。東京朝には150円60銭台から151円まで小幅急騰後に失速、150円20銭台では下げ渋って午後には小康状態、欧州時間には一時150円割れへと下押し後に反発、NY朝にかけて151円30銭近辺まで上昇。これが高値となって失速すると151円割れへ、米2月ISM製造業景況指数が予想を下回ると150円60銭台から150円10銭近辺へと急落。NY午後には150円を維持して下げ渋るもNY終盤にはトランプ大統領の円安けん制発言を受けて149円10銭近辺まで急落。円安政策かどうかの問題ではなく、トランプ大統領が円安ドル高と感じるかどうかの問題のようでもあり、やや理不尽な円高局面はもう一段進行する可能性も。149円の節目割れなら147円前半辺りまでが短期下値目安に。反発方向へは150円60銭が当面の上限に、上抜けると153円近辺を目指す流れとなる可能性も。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/3終値とチャート

4日の国内金価格はわずかに-1円、0.01%の小反落。12月安値(13896)から2月最高値(15739)の38.2%戻し(15035)手前での小反発で一服。下げ渋って反発へと向かえるかどうか、という状況に。15130円が当面の主要レンジ下限とならない場合には38.2%戻し近辺再トライへ。反発局面継続に向けては最高値から2月安値(15132)の23.6%戻し(15275)がポイントに、これを達成できれば21日移動平均線(15379)を下抜けた9日移動平均線(15359)との攻防へ。

プラチナ価格は-13円、0.26%の反落。今年安値更新後の反発局面はいきなり失速。ただし売られ過ぎの過熱感も徐々に高まり、一方的な流れは続かない可能性も。地合い回復に向けては5000円の大台から9日移動平均線(5011)の早期回復がポイントに。4910円の節目割れなら12月安値圏4860円近辺までが短期下値目安。
※参考:金プラチナ国内価格3/4とチャート

2025年3月4日(火)時点の相場
国内金15,167 円 3/4(火) ▼1(0.01%)
国内プラチナ4,936 円 3/4(火) ▼13(0.26%)
NY金2,901.1 ドル 3/3(月) ▲52.6(1.85%)
NYプラチナ971.9 ドル 3/3(月) ▲34.0(3.63%)
ドル円149.49 円 3/3(月) ▼1.08(0.72%)

3/3(月)のその他主要マーケット指標

ユーロ圏製造業PMIは2月に急回復も米国との差は埋まらず 3/5(水)

ISM製造業景況指数、2月は急失速でスタグフレーション懸念 3/4(火)

急騰一服で迎える上昇確率最低月、3月直近は3年続伸の国内金 3/3(月)

サービス価格が急減速、1月PCEインフレは予想通りの低下 3/1(土)

ユーロ圏景況感指数、2月は格差縮小で小幅改善 2/28(金)


短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ