金プラチナ短期相場観

急騰一服で迎える上昇確率最低月、3月直近は3年続伸の国内金
更新日:2025年3月3日(月)
1月末をわずかに1円下回ったことで3ヵ月ぶりの小反落で2月を終えた国内金価格。2月前半までの急騰局面形成からの大幅調整一服で迎える3月。
近年の騰落状況は6勝10敗、上昇確率は37.5%で最低。しかし昨年は10.4%の大幅上昇、2023年も+6.6%、2022年も+7.1%と直近に限れば3年連続大幅上昇。
ちなみに2021年までは8年続落、なぜか一方的な傾向が続きやすい3月。
調整一服で再び最高値圏トライへと反発か、戻り売りとなって調整局面継続か、4年続伸をかけた国内金3月の攻防がスタート。
なお、プラチナ価格も3月は6勝10敗、上昇確率37.5%の低調月。ただし6月(4勝12敗、25.0%)に続いて9月と同率2位。今年2月まで続落のプラチナは3月に限れば昨年まで続伸、それ以前は6年続落。こちらは2月後半の急落後、3ヵ月ぶりの反発と3年続伸をかけた攻防へ。
週末NY引け後に2860ドル台半ばまで反発して折り返したNY金は週明け時間外に2880ドル近辺へと一段高。NYプラチナは週末NY引け後の940ドル台から950ドル台へ。ドル円は週末の150円半ばから週明け東京朝には151円トライ後に150円30銭台へと反落。
3日の国内金価格は先週末から+36円、0.24%高で4日ぶりの反発。12月安値(13896)から2月最高値(15739)の38.2%戻し(15035)の少し手前で小反発。15130円が当面の主要レンジ下限とならない場合には38.2%戻し近辺再トライへ。反発局面継続に向けては最高値から2月安値(15132)の23.6%戻し(15275)がポイントに、これを達成できれば38.2%戻し(15364)から21日移動平均線(15372)回復トライも視野に、地合い回復へ。
一目均衡表では転換線(15385)、基準線(15328)を下抜けて一役逆転。雲の上限(14690)は依然、大きく上回って中期サポート候補に。遅行線は26日前の価格(14964)を上回るものの、少し下がるか、時間の経過とともに価格ラインとの揉み合いへ。遅行線が価格ラインにぶつかって跳ね上がるか、揉み合いを経て下抜けるか、が3月の攻防ポイントに。
プラチナ価格は+37円、0.75%高で7日ぶりの反発。今年安値からようやく反発し、過去の推移から想定可能なサポート候補「概ね4900円近辺」を維持して下げ渋り。反発継続に向けた最低目標水準としては2月高値(5311)から2月安値(4912)の23.6%戻し(5006)、5000円の大台を回復できないようだと苦しい展開にも。戻り売りとなって4910円の節目割れの場合には一段安トライへ、12月安値圏4960円近辺までが短期下値目安に。
一目均衡表では2月半ばの三役好転が崩れて急降下、基準線(5112)、転換線(5037)を下回り、雲の上限(5114)、下限(5089)も一気に下抜け。遅行線は26日前価格(5076)を2月半ばに下抜けると、急落局面の価格ラインに沿って急落する地合いの弱さを露呈、そのまま下回り続けて三役逆転の弱気相場が継続中。反発局面が続いた場合、3月後半に厚みを増す雲の抵抗帯が3月の攻防ラインに。
※参考:金プラチナ国内価格3/3とチャート
- 2025年3月3日(月)時点の相場
-
国内金 : 15,168 円 3/3(月) ▲36(0.24%) 国内プラチナ : 4,949 円 3/3(月) ▲37(0.75%) NY金 : 2,848.5 ドル 2/28(金) ▼47.4(1.64%) NYプラチナ : 937.9 ドル 2/28(金) ▼19.8(2.07%) ドル円 : 150.57 円 2/28(金) ▲0.77(0.51%)
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