金プラチナ短期相場観

金プラチナ短期相場観

米1月求人件数は上振れ、求人倍率も下げ渋り

更新日:2025年3月12日(水)

米・求人件数と失業者数・求人倍率 2025年1月年次改定も1月求人件数は堅調を維持。
米1月の求人件数は774万件。市場予想の760万件を上回り、12月の750.8万件からは3.09%増、2ヵ月ぶりの高水準。前年比では2年半連続前年割れが続くなか、-8.60%で2ヵ月ぶり高水準、1年5カ月で2番めの高水準。6ヵ月平均では760.77万件。5ヵ月ぶりの高水準。
なお、年次改定で2020年以降のデータは全面改訂。2024年は1年間で合計316.6万件の下方改定、2023年も合計93.8万件の下方改定。それでも過去平均541.6万件を大きく上回り、2019年平均715.4万件も上回る水準で下げ渋り。

1月の失業者数は984.9万人で7ヵ月ぶりの低水準。この結果、失業者1人当たりの求人件数、求人倍率は1.13件。12月の1.09件から増加し、5月(1.19)以来8ヵ月ぶりの高水準。
また、自発的な離職率は2.1%となり、12月の1.9%から上昇、半年ぶりの高水準。
解雇率は1.0%で12月の1.1%から低下、7ヵ月ぶりの低水準。
米労働市場は依然、好調を維持しています。

NY金・日足+20日移動平均線 2025年3月11日11日のNY金は+21.5ドル、0.74%高で3日ぶりの反発。アジア時間に前日安値を下回って3月安値を更新、2880ドル台前半の安値をつけて切り返すと2900ドルの大台を回復。ロンドン市場にかけてはユーロ高ドル安の流れにも連れて2910ドル台、NY朝には2920ドル台、高値では一時2930ドル手前まで上昇し、NY午後も2920ドル台を維持。下限を2890ドルに切り上げて保ち合いレンジを縮小、20日移動平均線(2923.4)から2930ドルの節目までの抵抗帯との攻防へ。これを突破できれば流れも好転、最高値圏再トライを目指す流れへ、2960ドル台までが短期上値目標に。想定以上のインフレ上振れなどをきっかけに下限割れへと反落の場合には2860ドル近辺までの下値切り下げも。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年3月11日NYプラチナは+12.8ドル、1.32%の続伸。アジア時間の950ドル台半ばが安値となって切り返し、ロンドン序盤に970ドル台を回復するとNY市場では980ドル台回復トライ、高値では一時990ドルまで上昇も、NY午後には980ドル近辺へと失速。NY引け後には980ドル台後半へと上値再トライの様相にも。20日移動平均線(987.4)にも上値を押さえられ、980ドルの節目上抜けトライに失敗した格好ながらも再チャレンジへ。抜け出すと1020ドル近辺までを短期目標に上値トライへ。下値サポートは960ドルに切り上げ、維持できない場合には920ドル程度までの下値トライへ。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年3月11日ドル円は+47銭、0.32%の反発。東京朝には147円20銭近辺から軟調推移となって147円割れ、前日安値をわずかに下回って146円50銭台まで下落。昨年10月4日(145.93)以来、5ヵ月ぶりの安値をつけて切り返すと147円回復トライ。午後には147円40銭台まで反発し、欧州時間序盤には146円70銭台までの下押し後に147円半ばへ、NY朝には147円後半から148円回復トライ。米1月求人件数が市場予想を上回ったことを受けて148円10銭台まで上昇したのが高値となって失速すると、NY午後にはカナダ産鉄鋼・アルミニウム関税を巡って引き上げ、報復、撤回など二転三転。やや食傷気味に右往左往の為替も小幅に上下動、147円近辺までの反落後には147円90銭台まで反発。下値トライ一服後に下ヒゲで3日連続146円台をつけて下げ渋りの様相にも。まずはCPI確認後に148円台回復、維持できるかどうか。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/11終値とチャート

12日の国内金価格は+274円、1.84%の大幅反発で3月6日(15295)以来、1週間ぶりの高値。上昇率では今年の絶対値平均0.69%の2.67倍、今年最大で昨年12月以来3ヵ月ぶりの急騰。2月の最高値以降、1ヵ月続いた下落トレンドのレジスタンスラインとなってきた9日移動平均線(15143)をわずかに上抜け、トレンド転換をかけた攻防へ。最高値(15739)から3月安値(14881)までの38.2%戻し(15209)を回復できれば15320円の節目も射程圏内に、これを上抜けるともう一段の反発局面形成トライへ、15440円辺りまでを目指す流れにも。反落となって14880円割れとなった場合には1月末安値圏14730円近辺までを目指す流れへ。

プラチナ価格は+160円、3.29%の大幅高で4日ぶりの反発。下値トライの目標到達で今年安値からの急反発となり、2月21日(5077)以来半月ぶりの高値。5000円の節目を上抜けたことで今度は上値トライへ、21日移動平均線(5052)も上抜けて5060円程度までが短期上値目標に。
※参考:金プラチナ国内価格3/12とチャート

2025年3月12日(水)時点の相場
国内金15,155 円 3/12(水) ▲274(1.84%)
国内プラチナ5,029 円 3/12(水) ▲160(3.29%)
NY金2,920.9 ドル 3/11(火) ▲21.5(0.74%)
NYプラチナ979.6 ドル 3/11(火) ▲12.8(1.32%)
ドル円147.76 円 3/11(火) ▲0.47(0.32%)

3/11(火)のその他主要マーケット指標

米消費者物価CPI、2月は予想を下回って低下基調再開の兆しも 3/13(木)

米1月求人件数は上振れ、求人倍率も下げ渋り 3/12(水)

米インフレ懸念は継続、NY連銀インフレ期待も2月は上昇 3/11(火)

関税戦争激化の3月、円高一服なら国内金価格の調整も一服へ 3/10(月)

米雇用統計2月は予想下回るも限定的、悲観論はいったん緩和 3/8(土)


短期相場観~よく読まれた記事一覧

明日の国内金プラチナ相場価格リアルタイム予想

PIVOT指数から見るNY金相場サポート&レジスタンスライン

PIVOT指数から見るNYプラチナ相場サポート&レジスタンスライン


RSS金プラ短期相場観 RSSリーダーで金プラチナ短期相場観を購読


ページの先頭へ