金プラチナ短期相場観

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サービス価格が急減速、1月PCEインフレは予想通りの低下

更新日:2025年3月1日(土)

PCE・コアPCE・スーパーコアPCEサービス・トリム平均PCE・メディアンPCE 2025年1月これまでインフレ高止まりの原動力にもなってきたサービス価格が急減速となったことで1月PCEは市場予想通りに低下。
米商務省が発表した1月の個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は前年比+2.51%。市場予想の+2.5%に一致、前月から-0.10%、4ヵ月ぶりの反落で2ヵ月ぶりの低水準。直近8ヵ月では2番めの高水準。
食品とエネルギーを除くコアPCEは前年比+2.65%。市場予想の+2.6%とほぼ同水準、前月から-0.22%、4ヵ月ぶりの反落で7ヵ月ぶりの低水準。2021年4月以降の3年10ヵ月では2番めの低水準。
住宅とエネルギーを除くサービス価格、SPコアPCEsは前年比+3.07%。前月から-0.51%の急低下、3ヵ月続落で2021年3月以来、3年10ヵ月ぶりの低水準。
セクタ別では、サービス価格が前年比+3.4%。前月の3.9から急低下、2021年6月以来、3年7ヵ月ぶりの低水準。
モノの価格は前年比+0.6%。前月の-0.1から急上昇、2023年9月以来、1年4ヵ月ぶりの高水準。

ダラス連銀発表のトリム平均PCEは前年比+2.60%。前月から-0.25%で4ヵ月ぶりの反落、2021年9月(2.50)以来、3年4ヵ月ぶりの低水準。
クリーブランド連銀発表のメディアンPCEは前年比+3.03%。前月から-0.27%の反落で2021年9月(2.81)以来、3年4ヵ月ぶりの低水準。
トリム平均PCEは近年最低となっていた昨年9月(2.66)を下回り、メディアンPCEも同様に昨年9月(3.10)を下回り、いずれも低下基調再開。
FRBもひと安心?

NY金・日足+20日移動平均線 2025年2月28日28日のNY金は-47.4ドル、1.64%の大幅続落で1月31日(2835.0)以来、1ヵ月ぶりの安値。下げ幅としては今年の絶対値平均騰落値幅21.3ドルの2.2倍、今年最大で昨年11月以来、3ヵ月ぶりの大幅安。高値保ち合い崩れとなって軟調局面がスタートした前日からの流れが継続。アジア時間序盤の2890ドル台半ばが高値となり、2880ドル割れでロンドン市場へ、NY市場では2870ドル割れ、安値では2840ドル台半ばまで下落。NY引け後には2860ドル台へと下げ渋り。トランプ・ゼレンスキー会談決裂に伴う先行き不透明感などが影響した可能性も。2910ドルの節目割れに伴う短期下値目安2830ドル近辺まで、若干の下げ余地も残しながら、このまま下げ渋る可能性も。反発方向への節目2940ドルを突破するようなことがあれば3000ドルの大台トライへと向かう可能性も。
週間ベースでは-104.7ドル、3.55%安で9週ぶりの反落。15週ぶりの大幅安。月間では+13.5ドル、0.48%の小幅続伸。

NYプラチナ・日足+20日移動平均線 2025年2月28日NYプラチナは-19.8ドル、2.07%の続落で1月2日(922.4)以来、ほぼ2ヵ月ぶりの安値。アジア時間の950ドル台半ばが高値となって前日からの軟調局面継続、ロンドン市場で950ドルを割れるとNY市場では940ドル割れを試し、安値では一時930ドル台半ばまで下落してNY引け後には940ドル台後半へ。960ドルの節目割れに伴う短期下値目安950ドル近辺到達後の多少の行き過ぎ目安、1月半ば安値圏940ドル近辺にもしっかり到達して下値トライ一服。
週間ベースでは-49.8ドル、5.04%安で4週続落。8ヵ月半ぶりの大幅安。月間では-105.8ドル、10.14%の反落。コロナショックの2020年3月(-134.8ドル、15.59%)以来、4年11ヵ月ぶりの大幅安。

USDJPY・日足+20日移動平均線 2025年2月28日ドル円は+77銭、0.51%高で3日続伸。2月19日(151.49)以来の高値。東京朝には2月東京都区部CPIが市場予想を下回ったことを受けて150円10銭台へと小幅に急騰、しかし内田日銀副総裁の「基調的な物価は2%へ」向かっているとの発言を受けて149円10銭近辺まで急反落。午後には149円半ばまで戻し、米10年債利回り上昇局面にも連れて欧州時間にかけて150円60銭台まで上昇。150円台前半での下押しを挟んでNY朝には、市場予想どおりとなった米1月PCE結果に150円60銭台から90銭台まで小幅に急騰。151円手前で失速後、NY午後には150円半ばを中心に保ち合いの展開に。149円から152円前半までの主要レンジ半ばまで戻して下落トレンド一服、流れもほぼ中立状態に戻して次週、月初の重要指標ウィークへ。上方向へ抜け出す展開となれば2月高値圏155円台半ば辺りまでを目指す流れにも、逆に149円割れへと戻り売りの展開となれば147円付近までが意識される可能性も。
週間ベースでは+1.24円、0.83%の反発。月間では-4.62円、2.98%の続落。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場2/28終値とチャート

2025年3月1日(土)時点の相場
国内金15,132 円 2/28(金) ▼116(0.76%)
国内プラチナ4,912 円 2/28(金) ▼63(1.27%)
NY金2,848.5 ドル 2/28(金) ▼47.4(1.64%)
NYプラチナ937.9 ドル 2/28(金) ▼19.8(2.07%)
ドル円150.57 円 2/28(金) ▲0.77(0.51%)

2/28(金)のその他主要マーケット指標

急騰一服で迎える上昇確率最低月、3月直近は3年続伸の国内金 3/3(月)

サービス価格が急減速、1月PCEインフレは予想通りの低下 3/1(土)

ユーロ圏景況感指数、2月は格差縮小で小幅改善 2/28(金)

新築住宅販売件数も下振れ、米住宅市場も減速感強まる 2/27(木)

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