金プラチナ短期相場観 2012年5月

金プラチナ短期相場観

世界同時株安状態のなか意外に底固さが目立つ金

更新日:2012年5月31日(木)

スペインとイタリアの国債利回りが一段と上昇し、世界同時株安となった昨日、投資マネーは米国債、ドイツ国債などへの逃避が拡大。
欧米株価指数の1%~2%以上もの下落に対して、米・英・独10年債は6~7%もの利回り低下。

為替市場でもユーロ全面安、ポンドや新興国通貨なども対ドルで大幅下落。唯一日本円だけが対ドルで買われるリスク回避の典型パターン。

そのなかで意外にもリスク回避で売られない金...

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ギリシャ世論調査で今度は緊縮派ND首位

更新日:2012年5月30日(水)

30日発表のギリシャ世論調査では緊縮派の新民主主義党(ND)が23.4%で首位となり、緊縮反対派の急進左派連合(SYRIZA)の22.1%を押さえて首位に。3位が緊縮派の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)となったことで従来の連立政権復活でユーロ残留への可能性が高まりました。
わずかな差で残り20日、まだまだ予断を許しません。
ちなみに80.9%がユーロ圏残留を支持、賃金大幅削減などの国際支援...

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スペイン国債利回りは危険水域へ

更新日:2012年5月29日(火)

スペインの10年債利回りが危険水域の7%近くまで上昇、一部国有化されたスペインの銀行大手バンキアの株価は過去最安値に。
財政健全化の成果の大半が借入れのための金利支払いに費やされることになり、健全化はますます困難に、との見方も。
「ローンもかなり返済したと思ったらまだ利子分しか返済できてなかった・・・」という悲しい庶民の現実と似ています。

NY市場は月曜、メモリアルデーの祝日で休場でした...

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週末の米雇用統計を控えて様子見相場は続くのか?

更新日:2012年5月28日(月)

米国市場がメモリアルデーの休場で始まる今週は、半ばにドイツ・ユーロのCPI(消費者物価指数)やドイツ失業率、米ADP雇用者数(インドのGDP、中国の製造業PMIにも注目)など重要指標もあるものの、最重要イベントは週末の米雇用統計。
それまでは様子見の展開も予想されます。

ギリシャでは26日発表の世論調査で緊縮派の新民主主義党(ND)が25.6~27.7%、緊縮反対派の急進左派連合(SYRI...

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ユーロの退避通貨スイスフランは必至の防戦買い

更新日:2012年5月26日(土)

ユーロ不安が続き通貨ユーロは売られ続けています。その退避通貨の一つ、欧州の中央に位置しながら非ユーロ圏でEUにも非加盟の衛生中立国スイスの通貨スイスフラン(CHF)。
リスクオフ時の退避通貨として日本円と並び買われ続けた昨年秋にスイス国立銀行がとった策が、対ユーロでのスイスフラン高の上限ライン1.20。これを超えるスイスフラン高には断固対応するとして無制限介入を宣言。
これが功を奏してしばらく...

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