金プラチナ短期相場観 2014年11月

金プラチナ短期相場観

原油安・ドル高円安が進行した2014年11月の月間騰落率

更新日:2014年11月29日(土)

27日のOPEC総会での原油減産見送りに伴い、原油相場の下落が一段と進行。月末28日のNY市場終値では10%超の急落、2009年9月以来5年2カ月ぶりの安値水準となる66.15ドルに。米国のシェールオイルへの対抗策、あるいはロシアへの経済政策の一環としての原油価格下落誘導など、様々な憶測も飛び交うなか、下げ止まりの兆しが見られない原油相場に振り回された11月のマーケット。主要指標の月間騰落率を見る...

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1200ドルの分岐点、NY金とプラチナ相場それぞれの攻防

更新日:2014年11月28日(金)

NY金相場は1カ月前、10月30日終値で1200ドルの大台ラインを割れるとその後1,130ドルまで安値を更新、そして反発基調となって11月後半には1200ドル付近まで上昇。瞬間的には何度も1200ドルを超える場面もあったものの、終値ベースでは一度も1200ドルを超えることができない状態が継続。その反面、下値も1,190ドル付近で支えられる状態となり、1200ドル手前での攻防が続きます。背景には、価...

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国債格付けが今後引き下げられる可能性が高い国

更新日:2014年11月27日(木)

米格付け会社ムーディーズは、世界経済の緩やかな拡大を背景に2015年の国債格付けは安定方向、との見通しを示しています。リスク要因として、米国の利上げをめぐる不透明感や中国経済の減速、ユーロ圏の弱い回復、ウクライナをめぐるロシアと西側の対立、中東の紛争、全般的な改革疲れなどを挙げつつも、過去数年間に比べて、各国の国債の信用リスクは緩和方向にある、と見ているようです。
同社による国債格付けの見通しが...

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歴史的安値圏から方向感が別れ始めた原油と金相場

更新日:2014年11月26日(水)

サウジアラビアとベズエラ、ロシア、メキシコが原油安対応のため4カ国協議を行いましたが、減産の合意には至らず。これを受けて原油価格は一段安に。NY原油相場は74.09ドルへと下落し、2010年9月以来4年2カ月ぶりとなる、歴史的安値水準に。年初来騰落率でも-24.72%に達し、米10年債利回りの下落率と並ぶ大幅下落となっています。
27日に開催されるOPEC総会でも減産が決まる可能性が後退し、さら...

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ユーロ圏周辺の金融政策事情:金融緩和の流れは欧州全土へ拡大中

更新日:2014年11月25日(火)

少し前まで英国経済の力強い成長を背景に、米国よりも先に、主要先進国のなかで最初に低金利政策を解除し、政策金利の引き上げに踏み切るのではないかと見られていたイングランド銀行。その動向には注目が集まりますが、暗雲も垂れ込めてきています。イングランド銀行によれば、成長率予想の下方修正とともに、インフレ率見通しも目標の2%を下回り、1%弱へと低下する可能性もある、とのこと。ユーロ圏のディスインフレの影響は...

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