金プラチナ短期相場観

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ドイツ3月IFO景況感は1年1ヵ月ぶりに前年比プラス圏回復

更新日:2023年3月28日(火)

ドイツIFO企業景況感指数 2023年3月ドイツの3月IFO企業景況感指数は93.3。市場予想の91.0を上回り、前月比+2.2ポイントで5ヵ月続伸、昨年2月以来1年1ヵ月ぶりの高水準。現況指数が95.4で前月比+1.5の反発で7ヵ月ぶり高水準、期待指数は91.2で前月比+2.8で5ヵ月続伸、1年1ヵ月ぶり高水準。
期待先行で回復基調が進行。
業種別では全業種2ヵ月続伸以上の堅調推移。製造業は6.6で前月比+5.1の大幅上昇で5ヵ月続伸、2ヵ月連続プラス圏で13ヵ月ぶりの高水準。現況が著しく改善し、悲観的な見方はほとんど見られない状況に。
サービス業は8.9で5ヵ月続伸、3ヵ月連続プラス圏で9ヵ月ぶりの高水準。現況も好調で期待は1年超ぶりの高水準。
貿易関連は-10.0で6ヵ月続伸、13ヵ月ぶり高水準ながら13ヵ月連続マイナス圏。前月比+0.6と回復の勢いも減速気味に。
小売は-13.5で5ヵ月続伸、7ヵ月ぶり高水準。ただし13ヵ月連続マイナス圏。

先週末に発表されたPMIの3月速報では、サービス業の好調に対して製造業PMIは2年10ヵ月ぶり低水準へと落ち込んでいたのとは対照的。
ともあれ、金融不安への警戒感も急拡大した3月は、先行き見通しの改善によりドイツ経済は回復基調が進行し、景気後退の可能性も後退しているようです。

なお、景況感指数としては前年比+2.8ポイントとなり、2月の-7.5からは急上昇。昨年3月以降は12ヵ月連続の前年割れとなっていた状態から、1年1ヵ月ぶりに前年比プラス圏を回復。
過去の推移からは、大きく落ち込んだ状態からの回復基調でのプラス圏となり、もう一段の回復基調継続が見込めそうな状況かもしれません。

NY金・日足チャート 2023/2/21 - 3/27週明け27日のNY金は-30.0ドル、1.51%の大幅続落。今年高値圏からの反落局面は週を跨いで継続。アジア時間に1980ドル台から1970ドル近辺へ、ロンドン市場で1950ドル近辺へと一段安。「米地銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズが経営破綻したSVBを買収することで合意」報道を受けてリスク回避の巻き戻しが急速に進行し、NY市場では一時1945ドルまで下落。ただし主要レンジ下限となる1940ドル手前で下げ渋るとNY引け後には1950ドル台後半へと反発。高値保ち合い下限引き上げには失敗した格好ながら、1940ドルから2000ドルまでの広めの保ち合いレンジを維持して月末月初の指標見極めフェーズへ。1940ドルの節目を割り込むようなら2月安値(1810.8)から3月高値(2014.9)の半値戻し(1912.9)近辺までが短期調整目安。切り返して大台再トライとなった場合には今年高値更新へ、2030ドル程度までが上値目標に。

NYプラチナ・日足チャート 2023/2/21 - 3/27NYプラチナは-6.8ドル、0.69%の続落で3月21日(976.7)以来の安値。時間外序盤の980ドル台半ばが高値となって軟調推移、ロンドン市場では一時960ドル台前半まで下落。週末安値付近で下げ渋って切り返すとNY市場では980ドル近辺へ。右肩上がりの20日移動平均線(973.5)にもサポートされ、2日連続で長めの下ヒゲを残して970ドルのサポート水準での底堅さも示した格好にも。これを維持して1000ドルの大台超えへと切り返すことができれば上値再トライへ、1040ドル近辺が上値目標に。970ドルのサポートが崩れるようだと一段安へ、940ドル近辺までが短期下値目安に。

ドル円・日足チャート 2023/2/21 - 3/27ドル円は85銭のドル高円安、0.65%高となって4日ぶりの反発。週末に急落したドイツ銀行の株価は反発し、米SVBは中堅銀行による買収合意で破綻処理も進行。金融不安の後退でリスク回避の巻き戻しとなり、米10年債利回りが3.3%台後半から3.5%台へと反発基調となった流れにも追随する形で堅調推移。東京市場での安値130円50銭近辺からNY市場では131円70銭台まで上昇。今朝の東京市場ではジリジリと円高圧力が強まって131円割れへと巻き戻しの展開に。130円70銭の節目を割り込むようだと反発の兆しもいったん巻き戻しへ、再び130円割れを試す展開となり、129円近辺までが短期下値目安に。
※参考:金プラチナ相場とドル円 NY市場3/27終値とチャート

28日の国内金価格は-51円、0.56%の続落で3月17日(8995)以来、10日ぶりの安値。2週間ぶりに9日移動平均線(9053)も割り込み、強気のパーフェクトオーダーも崩れて上値トライへの勢いはいったん後退。9040円の節目も割り込んだことで短期的な流れは調整局面入りの様相となり、8980円程度までが短期下値目安に。

プラチナ価格は+5円、0.11%高で3日ぶりの反発。下落局面スタート直後の一服状態も、4460円の節目割れに伴う短期下値目安4370円近辺を目指す流れは継続。9日移動平均線(4493)が21日移動平均線(4506)を下抜け、弱気のパーフェクトオーダーの並びとなって下押し圧力が強まる可能性も。反発方向へは4530円が当面の抵抗水準。
※参考:金プラチナ国内価格3/28とチャート

2023年3月28日(火)時点の相場
国内金9,017 円 3/28(火) ▼51(0.56%)
国内プラチナ4,447 円 3/28(火) ▲5(0.11%)
NY金1,953.8 ドル 3/27(月) ▼30.0(1.51%)
NYプラチナ977.1 ドル 3/27(月) ▼6.8(0.69%)
ドル円131.57 円 3/27(月) ▲0.85(0.65%)

3/27(月)のその他主要マーケット指標

低下基調続く、米主要地区連銀製造業雇用指数 3/29(水)

ドイツ3月IFO景況感は1年1ヵ月ぶりに前年比プラス圏回復 3/28(火)

金融不安からリセッション懸念へ、金価格も高止まり 3/27(月)

米欧ともにサービス業が牽引、3月総合PMIは10ヵ月ぶり高水準 3/25(土)

失業保険申請件数も上げ渋り、依然コロナ前の最低水準 3/24(金)


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