金プラチナ短期相場観 2013年10月

金プラチナ短期相場観

テーパリング観測は2度めの振り出しへ

更新日:2013年10月31日(木)

FOMCでは、市場予想どおりのテーパリング見送りで現状維持となったものの、声明文では経済成長の鈍化懸念を示すなかで、金利上昇による金融市場の逼迫懸念に関する文言が削除されるなど、予想されたハト派的なトーンよりは若干タカ派寄り、ともとれるような内容に市場は株高ドル高、金は売りで反応。

今年5月のバーナンキFRB議長発言以降のテーパリング観測は、9月スタートという当初の市場コンセンサスが9月のF...

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米年末商戦へ向けての懸念材料

更新日:2013年10月30日(水)

世界のGDPの4分の1に達する米国のGDPの約7割を個人消費が占めます。その米国の個人消費のうち3割が、11月後半から始まる年末商戦で稼ぎ出されます。そんな重要な時期を前に、やや気になる経済指標結果も出始めています。
バーナンキFRB議長も気にする、民間調査機関のコンファレンスボードから発表された10月の消費者信頼感指数は71.2。政府機関の閉鎖による影響も懸念されていたものの、前月の80.2か...

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今年のハロウィン効果は期待薄?

更新日:2013年10月29日(火)

セル・インメイ、5月に売り抜けろ、ということわざがありますが、では何時買うのかというと、今でしょ。この時期、10月末から11月にかけてはリスク資産の絶好の買い場となる場合が多いようです。主に株の場合、ちょうどハロウィンの時期に買って4-5月頃に売ると利益が出る確率が高く、ハロウィン効果と言うのだそうです。

この傾向は、NYダウや日本株などに限らず、為替でも所謂リスク通貨買い円売りのパターンで...

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月末月初の重要指標ウィーク

更新日:2013年10月28日(月)

上昇基調が続くNY市場の金とプラチナ、国内価格も追随する形。対照的にドル円相場はボラティリティが低下するなか、ややドル安円高傾向が強まる傾向。そんな状態で迎えた今週は、延期分を含めて月末月初の重要指標やイベントが集中します。現状のトレンドが加速したり、減速、反落へと方向転換したり、もしくは方向感が出始めたりと、動きに変化が見られる可能性もありそうです。

米国指標では、景気動向を左右する、9月...

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ドル安vs円安

更新日:2013年10月26日(土)

為替市場でのドル安圧力が高まるなか、ドル円相場は10月に入ると、前日比+-1%以上となった日が1日もありません。9月は3回、それ以前に比べると急速に変動率が低下しています。
8月末からこの週末までの騰落率を見ると、1ドル=98.16円から97.44円まで-0.72円、-0.73%。他通貨と比較するために1円あたりの数値に換算すると、1円=0.01019ドルから0.01026ドルまで+0.0000...

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