金プラチナ短期相場観 2021年8月

金プラチナ短期相場観

ユーロ圏景況感指数、主要4カ国揃っての低下は今年初

更新日:2021年8月31日(火)

欧州委員会発表のユーロ圏8月景況感指数は117.5。市場予想の118.0を下回り、21年2ヵ月ぶりに過去最高を更新した7月の119.0からは-1.5ポイントの低下。前月比マイナスは1月(-0.9)以来、7ヵ月ぶり。3ヵ月ぶり低水準となってピークアウトした可能性を示唆。
業種別でも製造業が4ヵ月連続過去最高となった7月から-0.8、9ヵ月ぶりに低下。サービス業も14年ぶり高水準となった7月から-2...

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年内QE縮小へ、国内金価格は9月後半、半値戻しの攻防へ

更新日:2021年8月30日(月)

年内QE縮小開始を主張するFOMCメンバ多数派を占めるタカ派意見を尊重せざるを得ない状況となったパウエルFRB議長。今後は9月後半のFOMCで宣言して10月以降スタートか、11月初旬のFOMC発表で12月スタート、もしくは最終決定が12月中旬FOMCまでずれ込んでの遅延スタートか、タイミング調整が主要テーマに。差し当たり今週末発表の8月雇用統計が重要な判断材料の一つに。2ヵ月連続のポジティブ・サプ...

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年内QE縮小も利上げには慎重、パウエル講演で株高・金高

更新日:2021年8月28日(土)

ジャクソンホールでのパウエルFRB議長講演では、既に事前織り込み済となっていた年内のテーパリング・スタート、QE縮小開始を示唆。と同時に、QE縮小がその後近いうちの利上げスタートを示唆するものではないことも指摘。QE縮小が利上げシグナルではないことを強調することにより、前のめりとなりがちな市場解釈を牽制する形にもなったようです。
また、パウエル議長はインフレ高止まりについても、一過性にとどまると...

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ジャクソンホール前日に主要タカ派メンバ出動、タカ派工作へ?

更新日:2021年8月27日(金)

毎年8月に世界の主要中央銀行総裁らを招いて開催される経済シンポジウム、通称「ジャクソンホール会議」は今年も急遽オンライン開催に切り替えられて期間も1日に短縮。主要イベントはパウエルFRBの議長の「経済見通し」という講演タイトルで行う、テーパリング着手時期見通しなど金融政策動向に関する言及(の有無を含む発言内容)。

これを主催するカンザスシティー連銀のジョージ総裁(タカ派で来年FOMC投票権)...

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ドイツIFO不確実性指数は下げ渋り、建設業以外は減速基調

更新日:2021年8月26日(木)

ドイツIFO企業景況感指数は6月時点で101.8となって2015年平均の100を超え、2020年2月の96.1も大きく上回って2018年末以来、2年半ぶり高水準。コロナ前の水準を回復してさらに少し前の好調期以来の好況を取り戻す状態となりました。ただしこれがピークとなってその後は続落で8月には99.4、5月(99.3)以来3ヵ月ぶり低水準となり、失速気味となっています。
ただし、現況指数は8月に1...

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