金プラチナ短期相場観 2013年7月

金プラチナ短期相場観

世界第2位の経済大国の苦悩

更新日:2013年7月31日(水)

GDP規模では日本を抜き去り、世界第2位の経済規模を誇る中国の株式市場の低迷ぶりは、その苦悩ぶりを鮮明に表しているようです。
上海総合指数は2009年8月までの10ヶ月で2倍に上昇したのち、現在はそこから43%も下落しているのだそうです。時価総額73兆円分が吹き飛んだことに。米国株の好調さとは対照的です。

そんな中国で少し前に話題になった、世界一の超高層ビル「天空都市」の建設が中止になった...

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ドル高による弊害はまだまだ継続中

更新日:2013年7月30日(火)

足元のドル円相場は1ドル97円台から98円前後。このところ円高傾向がやや強まる展開となっています。対円だけでなく、対ユーロや対ポンドでもこの7月はドル安傾向が強まる展開となってきています。
しかし、新興国や資源国などでは多少ドル高傾向が減速した程度で、相変わらずのドル高水準にあり、自国通貨安対応に苦慮している国もあります。

インドでは、ルピーが対ドルで7月上旬に過去最安値61ルピー台をつけ...

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安倍トレード手仕舞いの流れ継続

更新日:2013年7月29日(月)

21日の参院選でアベノミクスの信任を得たことで長期安定政権による構造改革の進展などにも期待がもてる、という見方もあるものの、TPPや消費増税への判断などの懸案も続き、選挙後は日本株安、円高が進行し、さながら安倍トレード手仕舞いの流れとなっています。
日経平均は今月半ばには一時15,000円台回復目前まで迫っていたものの、先週は3.15%の大幅反落となり、今朝も300円超のマイナスで14,000円...

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中央アジアで増加する金保有量

更新日:2013年7月27日(土)

6月の世界各国の金準備の状況がIMF(国際通貨基金)から発表され、ロシア、カザフスタン、ウクライナ、アゼルバイジャンなどの旧ソ連、中央アジア勢での増加傾向が顕著になっています。
2012年末の中央銀行の金保有量と比較して見てみると、
ロシアは957.8トンで世界第8位の保有量でした。これが6月時点で996.4トンへと大幅増。7位スイスの1,040トンに迫る勢いで買い増しを続け、9位日本の765...

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FRBもフォワードガイダンス修正へ

更新日:2013年7月26日(金)

次週、月末の30-31日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、現状の月間850億ドルの資産買い入れ額を維持することが既定路線となっているようですが、フォワードガイダンスの改善、修正への検討の可能性が取り沙汰されています。
量的緩和策の計画と低金利の長期間維持を、より明確に市場へ伝える為、ということを米ウォールストリート・ジャーナルが伝えています。
別に今さら、という感じもしないではありません...

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